ツーオペ育児を上手に乗り切るための方法
最後に、ツーオペ育児を上手に乗り切るための方法をご紹介します。慣れない育児は、誰でも最初は戸惑いの連続です。そのため、これから子育てが始まるというパパとママは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
相手との違いを認め割り切る
育児だけに限らずですが、「こうするべき」という考えを押し付け合っていては、スムーズに子育てをすることは出来ません。また、そのようにいがみ合った状態での育児は、子どもにとっても大人にとっても良い環境とは言えませんよね。
子どもが小さなうちは、予期せぬアクシデントはあって当たり前です。お互いの価値観の違いを認め、ある程度割り切ってみると育児が楽になるでしょう。
思った事は我慢せずに話し合う
慣れない育児の毎日を過ごしていると、パパもママも少しずつストレスが溜まりやすくなります。そのため、いつもならスルー出来ることでも、我慢が出来ずに衝突してしまう場合もあるでしょう。
そうならないためにも、日頃からお互いに思ったことや感じたことを、我慢せずに相談し合える関係性を築いておく意識が重要です。
お互い適度に息抜きを心がける
毎日終わりのない育児に追われていると、どうしても視野が狭くなり、小さなことでも感情が爆発しやすくなります。それを防ぐためには、1週間に1回程度はお互いに育児から少し離れて、息抜きが出来るようにすると良いでしょう。
おわりに
慣れない子育ては、パパやママにとってスムーズに進まないことばかり。その結果、感情のコントロールが出来なくなる時も多いでしょう。しかし、せっかく2人で子育てをするのなら楽しく取り組みたいですよね。新米パパとママでツーオペ育児を取り入れようと思っている人は、この記事をぜひ参考にしてみてください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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