物を買い与えることだけがご褒美ではない
子どもが頑張ったのだから何かしてあげたいと親としては思ってしまいますよね。しかし、ご褒美というのはおもちゃなどを買い与えるというだけではありません。子どもが喜び、やる気にもなれるご褒美についてお話していきます。
子どもにたくさんの褒め言葉を与える
子どもが頑張ったときはとにかく褒めてあげましょう。ここで注意したいのは頑張って結果がでなくても、頑張ったことに対して褒めてあげるのです。例えば、子どもが嫌いなピーマンを食べようと頑張ったけれど一口しか食べられなかったときは「食べられなくて残念だったね」よりも「一口だけでも頑張れてすごいね!」と言ってあげると子どもは次も頑張ろう!という気持ちになります。
子どもと一緒の時間を楽しむようにする
ご褒美に子どもにお父さんやお母さんとの時間を与えてみてはいかがでしょうか。例えば、女の子なら子どもの好きな料理やお菓子を一緒に作ってあげるとか、男の子ならお父さんが一緒に公園に行って遊んであげるなどです。いつもと違う体験をすることはご褒美という特別な気持ちになるでしょう。子どもにとってお父さん、お母さんと一緒に楽しむ時間はきっとうれしいはずです。
子どもが何よりも欲しいものは?
お父さんは仕事、お母さんは家事で毎日忙しく過ごしています。子どもからの「○○できたよ」「一緒に遊ぼうよ」と言われてもついつい「ちょっと待ってね」「疲れているからまた今度ね」と言ってしまいがちです。物を与えると物欲的欲求は満たされますが、気持ちまでは満たされません。親からたくさん褒めてもらうことや、一緒の時間を楽しむことで気持ちが満たされるのです。
おわりに
ご褒美としておもちゃなどを与えると簡単に子どものやる気を引き出すことができますが、メリットよりもデメリットの方が多くなってしまいます。何のために、誰のために頑張るのかを子どもと一緒に考える必要があるのではないでしょうか。
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元気すぎる男児2人の母ちゃんです。毎日バタバタ走りまわっています。
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