保育園に通う子どもの日焼け対策、どうしていますか?日焼けしてしまうと日光湿疹が出たり、皮膚が赤くなったりと、肌のトラブルは保育園児でも起こりえます。なんとか避けてあげたい日焼け。ここでは、保育園児の日焼け対策について、ご紹介します。
保育園に通う子どもへの日焼け止めはどうする?
日焼け対策として、帽子やUVカットの服を着せるということはよく考えられますが、手軽で人気なのは、日焼け止めを塗ってあげることではないでしょうか?毎朝保育園に通う前に、顔や首、手足に塗ってから登園しているという子どもも多くいるようです。保育園に日焼け止めを塗って登園させる時の素朴な疑問を、解消していきましょう。
赤ちゃんからOKの日焼け止めを使おう
「小さい頃から日焼け止めを塗っても、果たして大丈夫なのだろうか?」と心配になることもあるのではないでしょうか?しかし、ご安心ください。赤ちゃん向けの日焼け止めも発売されています。
つまり、肌に優しいながらも、紫外線対策も行えるという製品があるのです。それほど高くはない値段なので、一度試してみるのも良いでしょう。持ち歩きに便利なコンパクトタイプの日焼け止めも、一つあると便利ですね。また、肌が特に弱いという子については、一度皮膚科で日焼け対策などを相談しておくと安心です。
日焼け止めは塗って数時間で効果が切れる?
大人用も子ども用も、日焼け止めの注意書きを読んでみると、2~3時間で塗り直すようにと書かれていることが多いのですが、これは日焼け止めの効果が持続するのがそのくらいの時間ですよ、ということになります。つまり、日焼け止めを塗ってから数時間で効果が弱まってくるので、そのタイミングで塗り直すと良いのです。
しかし、朝に登園する前に日焼け止めを塗ったとしても、お昼前には効果が弱まるのでは?と思った方、正解です。朝塗った日焼け止めは、原則的に夕方までは効果が持続しないと思っておきましょう。
保育園で日焼け止めを塗り直してくれる?
朝塗った日焼け止めを効果が弱まる昼ごろにまた塗りたいという理由で、保育園の先生にお願いして塗ってもらうことはできるのでしょうか?これには、対応していない保育園が多いとされています。全てのケースでこのような対応を行っていると、職員の手が足りなくなり、業務が回らなくなってしまいがち。そのため、先生に無理強いをするのはやめた方が賢明です。
ただし、医師の指示などで日焼け止めを塗らなければならないケースや、特別なケアが必要な場合には、診断書などを持って一度相談してみるのが良いでしょう。
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これは気を付けたい!日焼け止めの塗り方三つ
日焼け止めを塗るのは簡単なので、いまさら塗り方を教えてもらわなくても大丈夫だと思っている方もいるでしょう。しかし、意外と見落としがちなポイントがあるものです。ここでは、日焼け止めを塗る時に気を付けておきたいポイントを、三つお伝えします。
ムラなく満遍なく塗ってあげよう
日焼け止めは、ムラなく満遍なく塗ってあげることが重要です。満遍なく塗ってあげないとムラができてしまい、そこだけまだらに日焼けするという可能性があるからです。日焼けをすることで皮膚にダメージが出る可能性もありますので、子どもが自分で塗りたいといった時も、きちんと塗れているかどうかチェックしてあげましょう。理想はもちろん、パパやママが塗ってあげることがおすすめです。
ケチらずに適量を塗ってあげよう
保育園児だからまだ体も小さいし、皮膚が若いから大丈夫だろうと、つい日焼け止めをケチってしまうこともあるのではないでしょうか?しかし、保育園児だからこそ、皮膚が未発達ということもありますので、日焼け止めは大人同様に、ケチらず適量を塗ってあげるようにしてくださいね。ただ、保育園児だからといってあまりにも多すぎる分量を塗る必要はありません。重要なのは、適切な分量を満遍なく塗ってあげると良いでしょう。
耳の裏や指など塗り忘れを防ごう
日焼け止めの塗り忘れがあると、その部分はケアができていないことになるので、日焼けをしてしまう可能性があります。せっかく日焼け止めを塗ったのに、塗り忘れがあったことで、後からヒリヒリするという悲しい事態を避けるためにも、特に忘れがちな耳の裏や指の付近など、きちんと塗ってあげるようにしましょう。手の周辺などは、砂場遊びや手を洗ったりすることで取れてしまうこともありますが、少なくとも日焼けがひどいようであれば、一度は塗っておくようにしたいところです。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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