子どもの食べこぼしで、テーブルも床も大変なことに!食事のたびに起こる食べこぼしの問題。対策する手段はあるのでしょうか。「一体いつまで続くの?」「イライラを無くす方法は」とお困りのママへ、おすすめの対策法をご解説します。
食事前に準備しておきたいもの、便利なアイテムもご紹介しますので、ぜひお付き合いくださいね。
対策急務!子どもの食べこぼしにイライラ
食事のたびに汚れて大惨事。お子さんのの食べこぼしにお悩みではありませんか?箱ティッシュでお馴染みの大王製紙が500人のママを対象に行った調査があります。これによると、『約8割のママが「食べこぼしが気になった経験がある」(78%)と回答しています。』とのこと。
食べこぼしの要因はというと、手元が不慣れでついこぼしてしまうこと、そしてテレビやタブレットによそ見をすることも挙げられています。小さい子どもだから食べこぼししてしまうのも当たり前。そして忙しい毎日の中で、食事中もTVなどをつけっぱなしにしてしまうこともあるでしょう。
ありがちな事とは言っても、食べこぼしは掃除に手間がかかって困りものですよね。
離乳食を始めたら…子どもの食べこぼしとの闘いスタート!
生後半年を迎えるころ、満を持して離乳食スタート!10倍粥に野菜のピューレなど、離乳食の多くはトロトロのベタベタです。赤ちゃんのお口に入ってほしいのに、一皿のほとんどが口の周りや衣服にベッタリ。
それだけならまだしも、一体どうしてこんな遠くに飛び散るのか?と怪訝(けげん)に思うほど、床や壁にまで到達した離乳食の残骸。まさに作るも大変、食べさせるも大変、そして…片付けが大変ですよね。白い壁に飛び散った鮮やかなカボチャのペーストに、がっくり肩落とすママも多いことでしょう。
3歳前後の子どもはお箸の練習で食べこぼし
離乳食が終われば食べこぼしもマシになるはず、と思いきや。スプーンとフォークの次には、お箸の練習が待っています。お箸の使い始めはさまざまですが2歳頃から始めるご家庭が多いようです。幼稚園の年少、保育園の幼児クラスに入ると本格的にお箸を使う機会も増えていきます。使い慣れないお箸と格闘し、子供の食べこぼしが一気に増加。食後の後片付けに、一体いつまで悩まされることでしょう。
個人差がありますが「食べこぼしが少なくなったな」と実感するのは、5歳6歳以降。大人のように食事中ほとんど食べ物をこぼさなくなるのは、それより先になるでしょう。
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未然に防ぐ!子どもの食べこぼし対策[お世話編]
食事は毎日、毎食のこと。一日中なにをしなくとも、食事は欠かせません。食事の支度は少しでも手間を省きたいものですが、同じように後片付けだって簡単に済ませたいですよね。
そして料理は楽しめても、床のフローリングの隙間に入り込んだケチャップをかき出すのは憂鬱。そんなママも多いのではないでしょうか。
対策のポイントは親がイライラしないこと
子どもの食べこぼし対策として、まず大人がイライラしないことが大切です。
特に0歳~2歳くらいの子どもの場合、食事はときに大人との駆け引きにも発展します。大人が「座りなさい」「食べなさい!」と強く言ってしまうと子どもは「イヤ!」と頑なになることがありますよね。嫌がる延長で口を閉じて食べこぼしたり、食べ物を床に落としたりといった行動につながります。もちろん乳幼児期の遊び食べは多くの子どもに見られることで、楽しい気持ちが食べこぼしにつながることもあります。
しかし、大人が「汚さないで」と強く思っているときほど子どもはそれを察して反対の行動をとる。そんな苛立ちのループに陥るのは避けたいものです。
事前の対策で食べこぼしても慌てない
子どもの食べこぼしが多い時期は事前の準備が欠かせません。お手拭き・口拭き用のおしぼり、台拭き、そして床拭きの三点セットは必須アイテムです。
またお皿に乗せる食べ物は最小限にして、食べきったら、おかわりをするスタイルもおすすめです。いずれも特別なことではありませんが、忘れた日に限って子どもが派手にお皿をひっくり返すこともあります。
布巾類は使い捨てが良いのか、洗濯可能なものが良いのかじっくり検討を。ウェットティッシュは使い捨てにできますが、ゴミがかさばります。布巾類も、素材や大きさによって拭きやすさ乾きやすさが違います。
お気に入りのアイテムが手に入れば「掃除がすごく楽になった!」と実感することもあります。自分にとって使い心地が良い物を探してみましょう。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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