赤ちゃんがハイハイするようになると、次に気になるのは「たっち」をいつするようになるか、ですよね。赤ちゃんの成長を見逃したくないとワクワク・ドキドキした気分の方もいれば、ついついお友達の子と比べてしまって、まだ「たっち」しないわが子が心配になってしまっているお母さんもいらっしゃると思います。では、赤ちゃんが「たっち」する兆候ってどんなものがあるのでしょうか?
「たっち」する時期や体格の目安
赤ちゃんが「たっち」するようになるのは、だいたい何カ月頃からでしょう?また「たっち」するのに赤ちゃんの身長や体重などの体格は関係あるのでしょうか?個人差がありますが、赤ちゃんが「たっち」する時期や体格について大まかな目安を知ると赤ちゃんが「たっち」する兆候も見逃さないかもしれませんね。
赤ちゃんが「たっち」する時期はだいたいどのくらい?
産まれたばかりの赤ちゃんにはほとんど筋力がありません。首が据わり、腰が据わり、ハイハイするというような段階を踏んで、徐々に筋力をつけていきます。早い赤ちゃんで、7ヶ月頃からつかまり立ちをする子もいます。そこから伝い歩きをするようになり、早くて9ヶ月頃から1人で「たっち」できるようになります。逆に遅い子は、1歳2ヶ月になっても「たっち」しない子もいます。つかまり立ちをするようになると、3ヶ月以内に「たっち」するようになるでしょう。
赤ちゃんの身長や体重は「たっち」に関係ある?
赤ちゃんの身長や体重が何センチで何キロになったから、赤ちゃんが「たっち」をするようになった、というデータはないようです。「体重が軽いと早く、重いと遅い」とはよく言われていますが、重くても早くから歩く子もいます。産まれたばかりの赤ちゃんは全体の体のバランスからいうと、頭が一番重たいのですが、そこからの骨が発達し、足腰にしっかりと筋肉がついてくると、体のバランスがとれるようになってきます。そこでようやく「たっち」できるようになっていくのです。
赤ちゃんの成長は個人差がとても大きい
赤ちゃんの成長が早いとなんとなく嬉しかったり、遅いと少し心配になったりしてしまいがちですが、赤ちゃんの成長は個人差がとても大きいものです。寝返りは早いけど「たっち」は遅い、「たっち」は早かったけど「歩くのが遅い」ということもよくあります。「たっち」が早すぎたり遅すぎたりしたからといって、他の成長が問題なければ何も心配することはありません。
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動きでみる、赤ちゃんの「たっち」の兆候
筋力がついて「たっち」する準備ができてきた赤ちゃんは動きがそれまでと変わってきます。ここでご紹介する兆候が見えるようになってくると、赤ちゃんが「たっち」するのももうすぐです!赤ちゃんの「たっち」の兆候をみてみましょう!
兆候1:ハイハイの変化が見られる
初めはヨチヨチと一歩一歩を確かめるようにハイハイしていた赤ちゃん。そうやってハイハイしているうちに体幹が鍛えられ、バランス感覚や反射神経の基礎が作られると言われています。ハイハイのスピードがあがってきたら、全身の筋力がついてバランスもよくなってきた証拠ですので「たっち」する日が近いと言えるでしょう。また「たっち」するのが近い赤ちゃんは全身を持ち上げて4足歩行のようにハイハイする「タカバイ」をするようになる赤ちゃんもいます。
兆候2:着替え、オムツ替えが大変
「たっち」の時期が近い赤ちゃんはとても活発になります。寝返りをするようになって大変になったな、と思っていたオムツ替えも、さらに動きまくるので難しくなります。また、お着替えをしようともハイハイで素早く逃げてしまう子もいるでしょう。準備に時間がかかるようになるので、お母さんは時間に余裕を持って行動するようにしましょう。大変でもこれらが「たっち」の兆候と思うと少しはストレスが減るかもしれませんね。
兆候3:つかまり立ちをするようになる
つかまり立ちをするようになるということは、自分の体重を自分で支えられるようになった証拠です。最初は両手やお腹も使ってなんとかやっと立っていたのが、そのうち片手を伸ばすようになり、テーブルの上などにあるものを取ろうとするようになります。そうなるとバランスも取れるようになってきたと言えるので「たっち」するまで秒読み段階と言ってもいいかもしれません。
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元気すぎる男児2人の母ちゃんです。毎日バタバタ走りまわっています。
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