突然の事情で、「お迎えの時間に行くことができない」「子どもを預けなければならない」という場合もあるでしょう。おじいちゃんおばあちゃんといった気軽に助けてもらえる人が身近にいない場合など、ママも預け先に困ってしまいますよね。
現在、身近なコミュニティーを活用した「子育てシェア」が注目を集めています。ワンコインでお願いできるこのサービス、どういったものなのでしょうか?
今話題のキーワード「子育てシェア」とは?
現在ではさまざまなシェアリングサービスが登場しています。子育て中のママから注目を集める「子育てシェア」。ここで、子育てシェアの概要についてご紹介していきます。
「子育てシェア」はAsMamaによる子育て支援のしくみ
子育てシェアは、2013年4月からAsMama(アズママ)が展開しているネットワークサービスです。身近な地域コミュニティーのなかで、1歳以上の子どもを安心して預け合うことができます。例えば同じ園に通っている子どものママ同士など、顔見知り同士で子育てを助け合えるのはもちろん、ママ友を見つけるきっかけにもつながります。
2017年8月には会員数が5万人を突破するなど、各地に利用者が増えつつあるサービスです。
送迎や託児をお願いしあえて保険適用もあり
「子育てシェア」は、すでに友だち・知り合い同士で招待・利用することもできますが、地域の子育て中のママと出会う場としても活用できるのがポイントです。地域のお世話役ママサポーターと知り合うこともでき、子育て環境に幅が広がります。
また、万が一の場合に備え、支援者に対して保険が適用されるのも大きな特徴です。最高で5000万円までの保険が自動適用されるという安心感があり、利用してみようと思うママも増えているのでしょう。
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「子育てシェア」の利用方法は?
「子育てシェア」は各地で登録者数が増えています。ここで、実際の登録方法・利用方法の主な流れについて見ていきましょう。
登録方法の流れ
まずは「子育てシェア」サイトから無料登録をします。主な流れは以下の通りです。
- 無料登録画面よりアドレス・パスワードを入力後、送信されたメールから登録画面へ進む
- 氏名・住所などを入力し、規約に同意すると実際に登録が完了
- その後はサイト上で友だちを探したり送迎・託児をお願いしたりが可能に
「子育てシェア」では、親子交流イベントも開催されています。イベント一覧をチェックしてみると、距離が近い順・開催日が早い順で一覧を確認することができます。引っ越したばかりなどで地域の子育て交流の場に参加したいママにはおすすめのサービスです。
利用方法の流れ
例えば子どもを預けたい場合の利用方法を見ていきましょう。
- サイト上でログインし、送迎・託児の「お願いを発信する」をクリックする
- お願いしたい日時・対象の子ども・お願い内容・発信する宛先など必要内容を入力して発信する
- 支援者からメッセージ連絡が入る
急にお願いしたい場合でも、電話などを使わずサイト上で気軽に発信できるのが魅力です。発信する宛先についても、すでに面識のある人を指定できるので、気楽に発信しやすいというママもいるようです。
実際の利用金額は?
双方で金額を決めて問題ないようですが、サイト上で「利用金額は1時間500円~」とルールが設けられております、ワンコインが目安です。保育士・看護師などの有資格者は1時間+100円、AsMamaママサポーターは1時間+100円となっています。
2018年11月現在では、ベネフィットワンのすくすくえいど利用表、イーウェルのWELBOX子育てシェアクーポン、千葉県印旛郡栄町のベビーシッター支援事業、一般社団法人 ハートフルファミリーで利用料金の割引助成があります。対象のママは、お得に活用できるのでおすすめでしょう。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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