少子化が叫ばれて久しい最近では、ランドセル商戦のスタートは夏休みから始まっているといいます。入学前に、おじいちゃんおばあちゃんにランドセルを買ってもらった!というご家庭が多いのではありませんか?しかし、大事にしていたランドセルも、卒業と同時に役目は終了。卒業後のランドセルはどうなってしまうのか?知られざる実態をレポートします。
卒業後のランドセルのゆくえ
小学校卒業後は、中学校の入学準備で大忙し。制服をあつらえたり、体操服に名前をつけたり、教科書を受け取ったり…。そんな中、大事だったランドセルはいつの間にか姿を消してしまいます。卒業後のランドセルはいったいどこで眠っているのでしょう?
自宅保管の人が多い
あるWEB調査によりますと、卒業後のランドセルは自宅保管で眠っていることが多いそうです。子ども自身が大事にとっておいている場合もありますし、親が「思い入れがあって捨てられない」というケースもあるようです。そういえば、実家の押し入れの天袋にそれっぽい包みがあったような…。もしかして、パパやママのランドセルもいまだにとって置かれているかもしれませんよ。6年間の思い出が詰まったランドセルですから、愛着があるという人も多いでしょう。反面、「卒業式の翌日には捨てた」「子どもに聞いたらもういらないといわれた」というあっさり派もいます。
納得の活用法
自宅保管といっても、ただそのままとっておくだけではなく、「小学校の成績表など、思い出の品物入れとして保管している」という人もいます。ランドセルは丈夫で長持ちしますし、今の主流はA4サイズの書類が楽に入る大きさです。まとめて入れておけば一目で小学校関連のもの、とわかりますからこれは納得の活用法ですね。「とっておくのはランドセルに入る分量だけ」と思い出の品の整理もできて一石二鳥です。
合わせて読みたい
ランドセルリメークのすすめ
とはいえ、ランドセルをそのままとっておくためには、それなりの場所が必要です。それにいつも押し入れにしまい込まれているのでは、「あってもなくても同じ」ともいえます。「思い出の品として身近に置いておきたい」という方や、普段から活用したいという方には、ランドセルリメークがおすすめです。
ミニチュアサイズに作り直して記念品に
昔は黒と赤くらいしかなかったランドセルですが、今はシックな茶色から鮮やかなピンク、深いブルーに柔らかな黄緑色など、さまざまなカラーが店頭に並んでいます。手のこんだものだと、刺しゅうや施されていたり、革加工がしてあったり、子どもの持ち物とは思えないほど立派です。ランドセル自体の形も、コロンとした丸いフォルムでかわいらしいですね。こうしたランドセルの魅力をそのままにとっておきたいなら、ミニチュアサイズへリメークすることができます。大きさは、大人の手のひらに載るくらい。約1/4のスケールです。ケースに入れてくれる工房もあり、記念品としてとっておくのに人気です。加工は職人さんが手作業で行うので、完成までには多少期間がかかります。
本革を生かして革小物にリメーク
色鮮やかなランドセルは、主に牛革で作られています。この本革を生かして、上質の革小物にリメークすることも可能です。大人っぽい長財布から、二つ折りの使い勝手のよい財布、キーホルダーやペンケースを作ることもできます。ランドセル以外の革を足せば、大きめのバッグや、デザイン性の高いバッグにも生まれ変わります。一見、ランドセルからできているとは思えないほどのクオリティーです。大人になっても長く使える革小物にして、愛用するのもすてきですね。
合わせて読みたい
子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。