リコーダーをもっと楽しくする豆知識
リコーダーは持ち運びも簡単で、手軽に音楽を奏でられる楽器です。多くの人が音楽の授業で接した経験があり、身近なところも魅力があります。せっかく教材として購入したリコーダーをもっと活用できるように、親子でリコーダーライフを楽しめる豆知識をご紹介します。
息の吹き方で音程が変わる
リコーダーの運指は他の楽器と比べて比較的簡単ですが、音の出し方は案外難しく、コツがあります。勢いよくぴゅーっと息を吹いてしまうと、音階が安定しません。リコーダーは、優しく息を吹くことが大切。ここが、元気な小3、小4の男子には難しいポイントかもしれません。「うまく吹けない」とリコーダーを苦手に思ってしまう子には、「ため息をつくみたいに」と教えてみてください。あとは、しっかりと穴をふさぐこと。この2点を丁寧に練習すれば、学校の授業でもうまく演奏できます。
人気のリコーダー奏者たち
リコーダーの奥深さを知れば、もっと音楽の授業が楽しみになります。子どもたちにも身近なリコーダー奏者に、「栗コーダーカルテット」というユニットがあります。彼らはプロの音楽家ですが、リコーダーの専門奏者ではありませんでした。しかし、ライブ活動やNHKの子ども向け番組「ピタゴラスイッチ」などに起用され、大変人気になっています。スターウォーズの登場人物ダース・ベイダーのテーマ曲をリコーダーで演奏した曲は、「やる気のないダース・ベイダーのテーマ」と呼ばれて愛されています。リコーダーアンサンブルの音色は素晴らしく、一度聴けばこの楽器の可能性に驚くはずです。機会があれば、ぜひ鑑賞してみてください。
おわりに
小学校ではソプラノリコーダー、中学校ではアルトリコーダーを教材で使う学校は多いようです。運指の違いがあるとわかれば、戸惑うことも少なくなるのではないでしょうか。学校の授業にとどまらず、ぜひご家庭でリコーダーの音色を楽しんでください。パパもママも家族で合奏できる楽器は貴重ですよ。
ピックアップ
子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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