クスッとしたり、ドキッしたり。子どもの「言い間違え」6つ

言い間違えはそのままにしていていいの?

幼児のおしゃべり
子どもの言い間違えは、かわいらしく、時として親や周りの人をなごませてくれることもあります。しかし、かわいらしいからといって、この言い間違えはいつまでも訂正せずに、そのままにして放っておいてもいいものなのでしょうか。

子どもの言い間違え、その原因は?

子どもの言い間違えの原因として二つの原因が挙げられます。まず、話し始めの2歳前後の子どもは、言葉を教えてもらっても、音を正確に聞き分けることがまだできず、きちんと覚えることができません。また、舌や唇だけでなく、下あごなどの正しい発音をするために使う筋肉や器官が、未熟であることも原因として挙げられます。

言い間違えは訂正する必要はあるの?

では、子どもの言い間違えは訂正する必要があるのでしょうか。先ほども述べたように、言い間違えの原因は成長過程にあるからこそ起こることです。無理に治さなくても、それぞれの器官が発達することで徐々に解消されていきます。しかし、まれに言い間違えの陰に、発達遅延が隠れている場合があります。小学校に上がる年齢になっても正しい発音ができない場合や他にも心配な点がある場合には、保健センターなどに言葉の発達について相談してみてください。

もし周りの人に誤解を与える言い方をしたら?

子どもの言い間違えは、こちらが教えたわけでもないし、わざとではないですよね。しかし、時として場にそぐわない言い間違えや、誤解を招く言い間違えをしてしまうことがあります。そんな時には、放置するのではなく、マナーとしてすみませんとあいさつし、〇〇って言いたかったのよね、と柔らかく訂正しておくことをおすすめします。

おわりに

子どもの言い間違えは、言葉を覚えていく上で必ず生じるものです。言い間違えがたくさんあるということは、それだけ大人の言葉を聞いて、コミュニケーションをとろうとしている証拠です。子どもの言い間違えを心配するよりも、今はその言い間違えを笑って楽しんじゃいましょう。

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