運動会と言えばわが子の活躍を間近で見られるため、できるだけよい場所で楽しみたいですね。しかし、場所の取り方や観覧のマナーを踏まえていないと思わぬトラブルになりかねません。ここでは初めてでも安心して運動会の場所取りをするポイントをご紹介します。漠然と空いている場所に座れば大丈夫。と思っていた方はぜひこの記事を参考にしてください。
運動会の人気観覧ポイントはここ!
場所取りが盛んな学校の場合、シートの場所取りのために前日や早朝から並ぶこともあります。まずはパパやママがそこまで苦労してでも取りたい人気ポイントの特徴と、それぞれの場所であると便利なものをご紹介します。
撮影するならぜひ確保したい最前列
場所取りで最も倍率が高いのは、何といっても競技の全体が見渡せてビデオ撮影に最適な最前席。自分の撮りたいものを自在に撮影できるので、子どもの勇姿を撮影したいパパやママに人気です。しかし、最前列は日なたにもかかわらず、後ろで見ている保護者への配慮などから日傘や椅子、テントなどが禁止されているため、長時間過ごすにはやや過酷な場所です。そこで熱中症対策としてつばが大きすぎない帽子や保冷剤、十分な水分の用意が必要です。
広いスペースを取りたいなら後ろの席
校庭の端も人気があります。競技の場所からは離れるので、子どもの出番になったらシートを離れて見に行かなければなりませんが、比較的スペースを広く取りやすいメリットがあります。禁止されていない場合は、タープやパラソル、ピクニックテーブルなどを設置してゆったり過ごせるため、赤ちゃんや高齢の家族がいる場合に人気です。
移動しながらの撮影には2、3列目がおすすめ
一番前にこだわらなければ2、3列目も便利です。最前列では自粛を求められがちな日傘や小さな折り畳み椅子を持ち込める場合もありますし、子どもが座る学年席やカメラ席に近ければプログラムに応じてアクティブに行動しながら運動会が楽しめます。また、早朝から場所取りに並ばなくても何とか確保できる可能性がある場所なので、学校によってはお弁当の準備を待って家族一緒に出掛けられる利点もあります。
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実際の穴場は校庭のどこ?
校庭の限られたスペースで快適に過ごせる場所は家庭によって異なり、単に人気の場所が取れればよいということでもありません。また、天気がよい場合は日陰を作るなど日よけ対策をしておくことも大切です。
こんな場所もおすすめ
以下のように、校庭で座る場所は家庭によっても異なります。例えば仲良しと一緒にお弁当を食べて、楽しい思い出づくりをするのもすてきです。運動会の前には、家族の会話を大切に事前に座る場所を相談しておくのもよいですね。
- 仲のよい友だち家族の近く
- 子どもが特に頑張った競技がよく見える場所
- 子どもの応援席の近く
快適な場所取りには日陰の確保が重要
タープやテントを立てる場合は、周囲の混雑状況だけでなく、太陽の位置も確認しましょう。設置をするのは開会式の前ですが、太陽が動いて肝心なときに日陰がなくなると暑くて大変です。そこでお昼位にちょうど日陰ができるようにセットするのが快適に過ごすコツです。なお木の下に場所を取る際にも同様ですが、テントなどと異なり木の葉や虫などが落ちてくる場合があるため、注意しましょう。
シートと日陰は少しずらすのがポイント
東京の場合、お昼の少し前に太陽が真南を向きます。そこで朝の時点ではやや西よりに日陰を作っておくのがおすすめです。特に秋に運動会がある場合は春以上に大きく影が動くので、朝ちょうどよい場所に影を作っていても、午後にはシート上に日陰がほとんどなくなってしまいます。
東京:5月
太陽が真南にくる時間:11:38頃
太陽の角度:ほぼ真上(70°前後)
東京:10月
太陽が真南にくる時間:11:30頃
太陽の角度:斜め(40~50°程度)
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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