「ごめんなさいして!」はNGワード。謝らない子どもの心理

子どもが謝らない時の対処法について

気持ちを聞く
素直に謝る子どもに育てるためには、どうすれば良いのでしょうか?以下にふさわしい対処法をお伝えしますので、謝らない子どもに対して悩んでいる方は、チェックしてみてくださいね。

まずは子どもの気持ちを聞き出す

子どもが悪いことをしても謝らない場合には、親が子どもの本当の気持ちを知ることが大切です。「どうしてそんなことをしたの?」「何か嫌なことがあったの?」と丁寧に質問してあげることで、子どもも悪いことをした理由を伝えやすくなります。

理由を聞いても明らかに子どもが悪い場合には、「そんなことをしたら相手の子は傷つくよね?」などと、優しく教えてあげると良いでしょう。子ども自身の気持ちを整理するためにも重要なことなので、ぜひ実践してみて下さい。

一緒にごめんなさいの練習をしてみる

子どもが悪いことをしてしまったときに、1人で謝るのはとても勇気が要ることです。そのため、親が「一緒に謝ろう!」と言って、一緒に謝ってあげると良いでしょう。そうすることで、素直に相手に謝ること相手にすることができます。まずは、「ごめんなさい」の練習をすることが大切です。自発的に謝れるようになるまでは、親がフォローしてあげるようにしましょう。

謝ることができたら褒めてあげる

謝ることが当たり前とは思わずに、子どもが「ごめんなさい」と言うことができたら、しっかりと褒めてあげることも大切です。特に、自発的に「ごめんなさい」と言うことができたら、「すごいね、しっかりと言えたね」「また友達と仲良く遊べるね」など、ポジティブな言葉をかけてあげると、子どもは"自分は良いことをしたんだ"と思うことが出来ます。子どもを褒めてあげることで、今後も自発的に謝罪ができるようになるのです。

おわりに

すぐに子どもを謝らせるようにするのは難しいですが、根気強く続けていくことで改善させることが可能です。ただ、親の意思だけを一方的に伝えるのではなく、子どもの主張をしっかり聞いてあげることで、親子の関係性もより良いものになっていきます。それを忘れずに過ごしてください。

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