言葉遅れを感じたら…しっておきたい三つのこと 男女差もあるの?

3.言葉の発達を促すためにできること

タオルを巻く子ども
言葉の遅れを心配したときに、日常生活の中でもできる、言葉の発達を促すポイントがあります。ちょっとした意識的な関わりが、子どもの言語能力を伸ばすことにつながります。毎日の関わりの中でできることをまとめました。

子どもの動きや声や音をまねしていう

自分と同じ動きをしてくれる人に興味を持ち、その人を観察しながら、また同じ動きをしてくれるかなと、表現しようと体を動かします。表現したいという気持ちが、言葉を発したいという気持ちにつながるのです。「アーアー」などまねすると、赤ちゃんは同じ音が返ってくることが楽しく、さらに声を出そうとしてくれます。やりとりが楽しいと思うと、もっとお話をしてくれます。

子どもの気持ちや状態を言葉でいう

子どもの気持ちを代わりにいってあげると、気持ちを理解してくれているという安心感につながります。ジャンプをしていたら動きに合わせて「ぴょんぴょん」といったり、すべり台を滑るときは「しゅーっ」といったり、行動を言葉で表してあげるのもいいでしょう。子どもが見ているものを「電車だね」「ワンワンだね」「早いね」などと言葉をかけてあげることで、記憶に蓄積させることができます。

言葉で伝えたくなる環境をつくる

言葉を発するには、子どもが周りに興味を示し、自分から関わっていこうとすることが大切です。見たり、聞いたり、触ったり、体を使った遊びをしたり、五感を刺激してこどもが楽しいと思えることを体験させてあげましょう。自分の楽しい気持ちを伝えたいという思いが、言葉を発するきっかけになります。テレビは、絶えず音が流れていますが、一方的に言葉が流れてくるだけではコミュニケーションにはなりません。テレビを見せるときは、なるべく子どもと一緒に歌ったり、話しかけたりしながら見るようにしましょう。

おわりに

言葉が贈れているかもと気にしてしまうと、言葉を教えなくては、と思ってしまいがちですが、まずは、毎日の生活の中で楽しくコミュニケーションがとれるように心がけましょう。子どもの成長は個人差がありますので、その子のペースに合わせて適切な環境を整えてあげたいですね。

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