子どもを預けられる保育園が見つかり、日々送迎する毎日。園内で子どもが使用する準備物があまりに多くて、ビックリするママも多いのではないでしょうか?働くママにとって、朝は自分の身なりを整えることはもちろん、朝ご飯の準備などやることはいっぱい!
今回は、最近話題になっている「手ぶら登園」サービスについて。日本のママがもう少し楽に子育てできるよう、社会が変わりつつあります。
「手ぶら登園」ってどんなサービス?
最近メディアなどでも注目されている「手ぶら登園」サービス。業界初の試みで、働くママをサポートしてくれるのだそう。そのサービスについて見ていきましょう。
ユニ・チャームとBABY JOBが手掛けるサービス
「手ぶら登園」サービスは、紙おむつ「ムーニー」でも知られるユニ・チャームと、SSMotherホールディングスが運営するBABY JOBが共同で展開しています。普段子どもの登園時に持参している紙おむつ・おしりふきが、保育園へ直接送られるという大変便利なサービスです。
価格は毎月定額で、子どもの年齢ごとで一律金額(おおむね月額2500~3000円程度)なのでわかりやすいのもうれしいポイント。サイズ・使用枚数なども気にすることなく定額なので、親御さんにとっても安心して利用しやすいのではないでしょうか。
どうやって利用するの?
まずはサイト上で、登園している保育園で利用できるかどうかを確認します。現在利用できる保育園は全国にありますが、関東・関西圏に多い傾向です。利用できる園であれば、サイト上で新規申し込みの手続きを行います。
万一解約したい場合、毎月19日までに申請すれば翌月から解約可能。支払料金は口座振替・クレジットカードから選択できます。手軽に申し込みできますし、金額的にもお手頃価格で魅力あるサービスといえるでしょう。
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日本のママは忙しい!フランスの子育て事情とは
「手ぶら登園」は、働く日本のママにとって画期的なサービス。今後も利用できる保育園、類似のサービスを展開する企業も増えていくことが想定されます。一方、他国では子育て支援についてどういった状況なのでしょう?フランスを例に、ご紹介していきます。
フランスの保育園はこんなところ!
フランスの保育園では、0~2歳の子どもを預けられます。おむつ・おしりふき・ミルク・タオル・シーツなど、子どもが使うものはすべて園で用意してもらえるのがポイント。汚れたものについても園で洗濯してくれて、日本のママが普段行っているような準備などは不要です。
フランスでは3歳以上になる公立の幼稚園に入園できる権利があるため、それまでの数年間を保育園などで過ごすことになります。フランスでは共働き世帯が多く、育児保障制度が充実しているといえるでしょう。
便利な半面、気になるところも
ママの負担が軽くて魅力的に映るフランスの保育園事情ですが、連絡帳なし・運動会などの行事もなしといった点では子どもの様子を知るきっかけが少なくなり、やや寂しさを感じるかもしれません。また、タオル・シーツなどのリネン類は共用であり、シンプル。オリジナリティーや子どもの好きな柄を使えないなど、現在の状況を踏まえると大きな違いが気になるママも少なくないでしょう。
ただし、いいところは諸外国を見習って日本にも導入されるとうれしいサービスもたくさんあります。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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