出産して育児が始まった途端、ママの行動範囲はぐっと狭くなってしまいます。お出掛けといっても、近くの公園や児童館、子ども向けの設備が整ったショッピングモールくらいが関の山でしょうか? 映画もいつも家でDVD、となりがちですが、実はお子さまウェルカムや託児所付きの映画館がありますので、一息つきに行ってみてはいかがでしょうか?
TOHOシネマズ「ママズクラブシアター」
子どもと一緒に入れる映画サービスで代表的なものの一つがTOHOシネマズの「ママズクラブシアター」です。赤ちゃんはもちろん、小さな子どもは映画を見ていても興味がなければじっとしていてくれません。でもここでは観客同士が子連れだからお互いさま、という気楽な意識で映画を見ることができます。
「ママズクラブシアター」ってどんなサービス?
赤ちゃんがいるために映画館で映画が見られないママ・パパのためのサービスです。赤ちゃんや小さい子どもを連れて入館でき、子どもが泣いたり騒いだりしても周囲も同じ立場なので気兼ねせず映画を楽しめます。家族連れでも、同じくらいの子どもがいるママ友同士でも、なかなか行けない映画館でお出掛け気分を味わうことができます。
館内はどんな雰囲気になっているの?
通常の映画館に比べて照明が明るめになっているので、赤ちゃんがぐずったり泣いたりしても手元や周囲が見えなくて困ることもありませんし、暗い場所を怖がる子どもにも安心です。小さい子ども用のチャイルドシートも用意されていますし、空調が気になるときや困ったときにはすぐに係員に相談できます。周囲は皆子連れなので子どもが騒いでもイライラされることもありません。
いつ、どんな作品が見られるの?
「ママズクラブシアター」は毎月1〜2回、木曜日に実施され、TOHOシネマズの通常の映画料金で利用できます。子ども料金は3歳以上だと1,000円です。予約制ではなく当日窓口でチケットを購入する必要があるので、人気の作品が見たければ早めに出掛けるようにしましょう。対象作品の映画が多く、選択肢が多いところが大人にはうれしいポイントです。
合わせて読みたい
MOVIX「ほっとママシネマ」
MOVIXの「ほっとママシネマ」も「ママズクラブシアター」と同じく、小さな子ども連れで映画館に入れるサービスです。入場料金が1,200円と良心的なところが魅力です。どちらかといえば赤ちゃんを映画デビューさせるのに向いたサービスです。
「ほっとママシネマ」ってどんなサービス?
「ほっとママシネマ」はMOVIXが育児中のママ向けに実施している映画サービスで、小さな子どもと一緒に映画館に入り映画を楽しめます。基本的には「ママ」と子どものためのサービスなので、上映中に授乳も気兼ねなく行えるよう配慮されています。通常の映画館より照明が明るめで音響は小さめ、赤ちゃん用の飲食物は持ち込み可でオムツ替えと授乳のスペースもあるなど、何かと赤ちゃんに優しい環境です。
予約制だけど、申し込みの手順は?
基本的に予約制となっており、事前にwebでの予約が必要です。行きたい劇場のサイト上で、予約の申し込みフォームに必要事項を入力して申し込みをします。それに対して予約番号が記載された返信メールが届くと予約が完了します。上映当日に劇場の窓口で、予約番号と名前を知らせ、入場料金を払うと入場することができます。
料金は?いつ、どんな作品が見られる?
料金はママ一人につき1,200円の料金で子どもの補助席1席がついており、映画としてはとてもお手頃な価格です。3歳未満は無料で入場できますが、3歳以上は800円の料金がかかります。対象作品は子どもも一緒に楽しめる内容のものが中心となっていますが、子どもが飽きてしまったときのためにおもちゃ広場まで用意されています。実施日時は不定期ですが、基本的に平日の午前中となっています。
合わせて読みたい
仕事もしながら3歳の娘の育児を頑張る高齢ママです。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。