扇風機の安全対策、リモコンも忘れずに!
子どもがいる部屋で使う扇風機。扇風機本体への安全対策が重要なのはもちろんですが、合わせて行っておきたいのはリモコンの安全対策です。子どもが扇風機を誤操作してしまうだけでなく、電池を誤飲してしまう危険性もあります。
まさか!リモコンの電池を誤飲する事故も
消費者庁によると、実際に扇風機の事故で起こったケースに、子どもが扇風機のリモコンからボタン電池を取り出して誤飲し、食道や胃に穴が開いてしまったという事例があるのだそうです。リモコンの中にはボタンが簡単に付け外しできるものがあります。実はわが家の扇風機もそうでして、ボタン電池が入ったトレーがリモコンから簡単に取り外せるのです。幸いトレーからは電池を外せなかったために、電池を口に入れる事態は避けられました。しかし、ついうっかり手の届くところに置いてしまったリモコンから子どもが電池を取り出すところだったので冷や汗をかきました。ひとつ間違えれば重大な事故につながりかねません。チャイルドロックを作動させているから大丈夫だろうと油断をしてはいけない、と痛感しました。
リモコンは安全な「定位置」に戻す習慣を!
ついうっかりを防ぐには、子どもの手に届かない場所にリモコンを置く場所を設け、使用後は必ずそこへ戻す習慣をつけるのがおすすめです。チャイルドロック機能がついている扇風機は、ボタン操作をロックして子どもによる誤操作を防ぐことができますが、万が一チャイルドロックが解除になってしまった場合のことも考えてリモコンの置き場にも注意するようにしましょう。子どもの手の届かない安全な場所に戻すのを徹底することで、ボタン電池の誤飲防止にもつながります。
おわりに
扇風機を安全に使うためには、事故に備えて事前に対策をしておくことが大切です。使い方によっては危険なこともあると子どもにしっかりと伝えつつも、万が一のことに備えたうえで扇風機を活用するようにしましょう。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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