これが効果的!クチャラーの直し方
子どもがクチャラーになっているだろう原因が分かれば、それに合わせた対策が可能です。原因によっては、親の対応の仕方で直り方が早くなったり遅くなったりする場合もありますので、焦らずに接することが大切になります。
嚙み合わせが原因なら、医療的ケアも視野に入れる
歯やあごの問題でクチャラーになっているのなら、本人の意思ではどうすることもできません。そのため、親が子どもの歯やあごの状態がどうなっているかをきちんと理解しておきましょう。
歯並びが悪いせいでクチャラーになっているのなら、歯医者で歯の矯正をしてもらうこともできます。歯並びが整うことで、物を噛みやすくなることは大いにあると言われています。
口を閉じて食べることを指導する
口呼吸になっている子どもがいたら、親は鼻から息をすることを教えてください。そうすれば、口を閉じることができるようになります。ただ、アレルギー性鼻炎などで鼻呼吸が難しくなっている場合は、耳鼻科などで治療を受けることも大切です。
音を出さずに食べられれば、褒めてあげよう
子どもがおもしろがってクチャクチャ音を立てて食べているなら、それが効果的ではないことだと理解してもらう必要があります。いくら楽しいからといっても、食べるときにずっと音を立てることは難しいですよね。
その点を考えて、子どもが音を立てずに食べることができたときに、すかさず褒めてあげてください。そうすることで、音を立てないで食べることを学んで行くはずです。
おわりに
子どもがクチャラーだと、今後の生活はどうなるのだろうと親は心配になることでしょう。
しかし、そのまま大人になってしまったら、なかなか子ども時代からの癖は抜けないものです。そのため、親が気づいたときにふさわしい対応をしてあげてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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