小学生の社会の関門である、都道府県の暗記。4年生になると、47都道府県の位置と名前、漢字をすべて覚えなくてはいけません。ここでつまずいてしまうと、その後に続く河川や山地、県庁所在地、特産品などの勉強がすべて分からなくなってしまいます。ここでは、そんな都道府県の覚え方を6つご紹介していきたいと思います。
小学生日常的に都道府県に触れて覚える方法2つ
小学生の中には、都道府県の存在自体を知らない子もいます。自分の住んでいる場所は知っていても、隣の県は知らないという子もいます。そういった場合はいきなり47都道府県を覚えるのはハードルが高いかもしれません。まずは、日ごろから親も手助けしつつ都道府県に触れるところから始めていきましょう。
日本地図をリビングや子ども部屋に貼る
大きな日本地図のポスターをリビングや子ども部屋に貼りましょう。生活する中で、自然と日本地図が目に入ります。ただ貼っておくだけでは、存在が薄れてしまいます。時々日本地図からクイズを出すなど、関心が薄れないように工夫をするのが大切です。
また、定番のアイテムとして「くもんの日本地図パズル」もおすすめです。もちろん、小さな頃から遊ばせるのも良いですが、4年生からでも遅くはありません。「くもんの日本地図パズル」は、特産物・名所の地図と世界遺産の地図も付いていて、中学受験の入門としても使えます。
白地図＆親との会話で都道府県を覚える
子どもが都道府県に関心を持つように、親が働きかけましょう。いっしょにテレビ番組を見た時や旅行に行くときなどは絶好のチャンスです。クイズ番組やニュースなどで都道府県が出てきたら、すぐに日本地図で場所を確認して会話を楽しみます。
旅行は、行く前に場所の確認をして、白地図で目的地や通過する県に色を塗ったり県名を書いたりしておくと、自分だけの地図が出来て関心も高まります。実際に車や電車でその土地を訪れると、思い出と共に知識としても子どもの記憶に残ってくれます。
白地図は無料のデータがネット上にもありますが、サピックスの『白地図トレーニング帳』など、地理の基本情報が一冊で学べるものもあるので、お子さまとの相性や年齢に合わせて選んであげると良いですね。
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小学生が耳や口を使って都道府県を覚える方法2つ
47都道府県を書いて覚えるには、根気がいります。まずは、名前を覚えるために歌や語呂合わせを使うのがおすすめです。名前を覚えたあとで、漢字を覚えるために書きとりをするとスムーズ。一気に覚えようとせず、地方ごとに覚えるなど、無理をしないようにしましょう。
都道府県や県庁所在地が覚えられる歌
親世代で都道府県の歌といえば、森高千里さんの『ロックンロール県庁所在地』が有名です。最近では、ももいろクローバーZさんの『ももクロの令和ニッポン万歳!』もかわいらしくて都道府県を覚えるのにぴったりの曲です。
また、YouTubeで検索をするとさまざまな替え歌があり、『紅蓮華』や『うっせえわ』など、子どもになじみ深い曲を使っているものもあります。子どもが覚えやすいと感じた曲を選んで、聞いたり歌ったりして楽しく都道府県名を覚えましょう。
ロックンロール県庁所在地
ももクロの令和ニッポン万歳!
語呂合わせを作って都道府県を覚える！
歌と同様に、語呂合わせも有効です。インターネットで調べると、さまざまな語呂合わせが存在しているようです。おすすめは、自分で語呂合わせを作ってみること。お母さんやお父さんも一緒に考えたり、お友だちと共同で考えたりすると、もっと楽しいかもしれません。自分で作った語呂合わせは知恵をふりしぼって出来たものなので、覚えやすいですよね。語呂合わせを自分で作ることができると、その後の歴史の暗記でも同じことができますし、言葉遊びなので国語力も身につき、一石二鳥です。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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