ハイハイや伝い歩きができるようになってくると、行動範囲も広がって目が離せなくなってきます。体の成長を促すためにもたくさん活動させてあげたいけれど、家の中ではそうも言ってられません。そんなときに使ってみたいのが赤ちゃんの安全を守る「ベビーゲート」です。どんなものを選んでいくと良いのか、活用法とあわせてまとめました。
好奇心のかたまりだから危険もいっぱい!
目に入るものすべてに興味を示し、触ってみたい!行ってみたい!と好奇心のかたまりの赤ちゃん。成長の一つの証ですが、その分、危険もいっぱいです。まずはどんな場所にベビーゲートが必要になるのか考えてみましょう。
階段や玄関、ベランダは転落の危険!
階段や玄関、ベランダは転落の危険がとても大きく、必ず工夫をしたい場所です。気付いたら、階段のギリギリまで来ていた!とか、ママの後を追って来て玄関から飛び出しそうになった!という経験がある人もいるのではないでしょうか。赤ちゃんは危険なことよりも自分の興味で動いてしまいますから、こうした場所はしっかりと親が環境を整えたいものです。
キッチンやトイレ、お風呂や水の危険!
階段や玄関、ベランダと同じくらい気を付けていきたいのが、キッチンやトイレ、お風呂など「水」を使う場所です。子どもの家庭内での事故では、転落・転倒と同じくらい、「溺水」が多いのです。ちょっと目を離したスキに!ということがないようにしましょう。キッチンには火や刃物による危険もあるので、注意してあげてください。
電化製品も感電や熱、長いコードが危険!
テレビやパソコンといった電化製品も気を付けましょう。電化製品が熱くなっていて、思わぬやけどをしたり、コンセントに指を突っ込んで感電してしまったりすることがあります。また、電化製品から伸びる長いコードも体や首に巻き付いてしまったり、コードを引っ張って、電化製品が赤ちゃん目がけて落ちてきたりすることがあるかもしれません。電化製品にはできるだけ近づかないように工夫しましょう。
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つっぱり型や扉付きなど種類がいろいろ
ベビーゲートは大きく分けて、つっぱり型、扉付きやロールタイプ、自立型などの種類があります。これらをそれぞれの家の様子や場所、用途などに合わせて適切に選ぶことが必要です。次にベビーゲートの種類やその特徴をご紹介します。
伸縮ポールを渡して通せんぼするつっぱり型
設置したい場所の幅に合わせて上下に伸縮ポールを渡し、その間にネットが張ってあるのが「つっぱり型」です。設置も簡単で、赤ちゃんが思わずぶつかってしまっても柔らかいので安心ですね。ネットの高さが調整できるものもあります。ただし、このタイプは、入ってほしくない場所を「通せんぼ」するので、行き来する場合、その都度またぐ必要があります。
扉付きやロールタイプは行き来が多い場所に便利
ゲートに扉が付いているものやゲート自体がロールタイプになっているものは、必要に応じて開けたり閉めたりできます。扉付きのものは、両手がふさがっていても開けられるものや扉を90度の角度で開けっ放しにできるものなどがあります。また、ロールタイプのものは、取り付けても床に段差ができることもなく、必要なときだけ閉めて使うことができ便利です。
置くだけの簡単設置!自立型は移動もしやすい!
つっぱり型のような伸縮ポールが渡して使えない場合は、置くだけで設置ができる「自立型」が便利です。いくつか組み合わせて、角度を付けたり、広い幅に設置したりすることもできます。自立型は通るときにまたぐゲートタイプのほか、扉が付いているものもあります。また、幅や高さなどサイズもいろいろです。移動もできるので、その都度、必要に応じて場所を変えて使えます。
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高1と中1の女の子のママです。2歳の甥がかわい過ぎて「オババカ」してます。
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