2020年度から小学校の英語教育が必修化となりました。実際に英語が授業として登場するのは3年生からですが、小学校の入学前から小学校での英語教育の準備をしておくと安心ですよね。
ここでは、幼児向けに家庭でできるアルファベットの覚え方をまとめました。アルファベットを覚えておけば、同じく3年生から始まるローマ字学習にも役立ちますよ。実践できそうな方法があれば、ぜひ試してみてくださいね。
アルファベットを生活の一部にして覚える
幼児がはじめてアルファベットを覚える際には、お勉強しようと机に向かわせたり、紙に書いて覚えさせたりするのは逆効果です。集中力も続きませんし、英語嫌いになってしまうことも。まずは、生活の中にアルファベットを取り入れてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
ABCの歌をBGMにして自然と覚えさせる
YouTubeにはもちろん、英語教育のCDなどの幼児向けの英語の教材には必ず「ABCの歌」や「ABC song」というタイトルの曲があります。お馴染みの「きらきら星」のメロディーのものや、英語教材独自のメロディーのものなどさまざまです。
子どもが気に入った曲を、おうちでのBGMとして流してみましょう。自然と耳に残りますし、いっしょに口ずさむようにもなります。覚えられたようなら、お風呂でいっしょに歌ってみるなどしてもいいですね。
お部屋やお風呂にアルファベット表を貼る
「ABCの歌」を覚えられたら、次はアルファベットの形を覚えてみましょう。リビングやお風呂などにアルファベットの表を貼ります。アルファベット表は100均や本屋、オンラインショップなどで販売していますので、サイズやデザイン、イラストの有無、カタカナ表記の有無などを確認して選びましょう。
注意したいのは、小文字もきちんと書いてあるものを選ぶということ。英文を読むようになると大文字よりも小文字の方をよく使うので、小文字もしっかりと覚えたいですよね。「ABCの歌」を歌いながら、アルファベットを指さしていくと音と形がリンクしていきます。
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楽しく遊びながらアルファベットを覚える
アルファベットの音と形を定着させるために、アルファベットのおもちゃを使いながら遊んでみましょう。幼児向けに作られたアルファベットのおもちゃは、100均にも売っていますし、自作もできます。遊び方も工夫しながら、楽しく遊べるといいですね。
アルファベットカードでゲームをする
自作のアルファベットおもちゃの代表格といえば、カードです。最初は裏返したカードをめくって出てきたアルファベットを読むなどのシンプルな遊びをしてみます。慣れてきたら、大文字と小文字のカードを作って裏返して並べ、「A」と「a」などペアをつくって競う「神経衰弱」などのトランプをアレンジしたゲームも楽しいですね。
もちろん、市販のアルファベットカードでも大丈夫。その場合は、小文字表記もあるか、イラストがいるのかいらないのかなど、遊び方も考えながらカードを探すといいでしょう。
アルファベットの形のおもちゃで遊ぶ
アルファベットが書かれたパズルは、まだアルファベットに慣れていない小さな子にもぴったりのおもちゃです。ピースをはめたら「これはAだよ」と、一つ一つ名前を教えてあげます。
また、おふろに浮かべて遊べるアルファベットの形をしたスポンジのおもちゃは、いっしょにお風呂に浸かりながら、「Aをさがしてごらん」と浴槽に浮かべたスポンジを選ぶゲームなどができます。
また、手芸店などで売られているアルファベットが書かれたビーズを、発音しながらAから順番に糸に通していく遊びは手先の訓練にもなるので、小学校入学前の年長さんにおすすめです。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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