入手困難ドイツ生まれのおしゃれなバスタブ！タミータブのお役立ち情報

タミータブという商品をご存じですか？赤ちゃんのことを考えてつくられたベビーバスでその形は独特。持ち手のないバケツのような形状は、一見窮屈そうにもみえますが赤ちゃんにとってはとてもいい入り心地。イギリス、ドイツなどの安全基準もクリアしており、ヨーロッパでは認知度の高い商品です。

赤ちゃんも安心、タミータブのメリットは？

タミータブはバケツのような形をしたベビーバスで、その中に赤ちゃんを座らせた体勢で沐浴（もくよく）します。赤ちゃんが大きくなったらバスタブとして使い、体は外で洗うなど工夫すれば、新生児から3歳前後まで使用可能。その最大の利点は少量のお湯でしっかり体を温めることができること。そんなタミータブの特徴を詳しくご紹介します。

タミータブが目指すものは赤ちゃんの心地よさ

タミータブは、医師、助産師、保育士などの協力によって開発され、1996年に発売になって以来、主にヨーロッパ圏で一般家庭はもちろん、産院や小児病院でも広く使われています。最大の特徴は、赤ちゃんがママのおなかにいたころと同じような姿勢で体を起こして入浴できること。一見、不安定そうな形ですが、ただのバケツとは違い倒れにくく設計されています。

tummy tub 乳幼児用バスタブタミータブ classic clear クリア

メリット1：赤ちゃんがリラックスして入れる

タミータブに入るとき、赤ちゃんは「あぐら」のような姿勢で入ることになります。そう、ママのおなかにいたときと同じように。その姿勢が赤ちゃんに安心感を与えるので、多くの赤ちゃんは泣くこともなく、リラックスしてお風呂を楽しむことができるのです。また、下半身やおなかがちゃんとお湯につかるので体をしっかりと温める効果もあります。

メリット2：お湯が少なくて済むので経済的

ベビーバスは普通のバスタブに比べるととても小さいですが、それでも毎日使用するとなるとお湯の消費量は気になるところ。タミータブは赤ちゃん月齢にもよりますが、5リットルほどのお湯で十分に温まれるので、とても経済的。ちなみに通常のベビーバスはお湯の使用量は15リットル前後。それと比べても違いはあきらかですね。

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ひと工夫で快適にタミータブを使いこなそう

タミータブは欧州生まれなので、必ずしも日本の入浴文化に適合しているとは言い切れない部分もあります。文化の違いですから仕方のないことですが、工夫次第で快適に使うことも可能。赤ちゃんが安心をするベビーバスであることに間違いないので、大人が使い方を工夫して赤ちゃんに快適な入浴の時間をつくってあげましょう。

タミータブは小さなバスタブと考える

ヨーロッパの水は硬水の場合が多く肌に負担がかかるため、赤ちゃんを毎日お風呂に入れ念入りに洗うという習慣がありません。週に1～2回ほど入浴し、月齢が小さいうちはせっけんを使うべきではないと指導している場合もあるのです。そのため、タミータブで日本流の洗い方をしようとしても、しっかりと全身を洗うことができません。

浮力を利用して上手に赤ちゃんを支える

普通のベビーバスに赤ちゃんを入浴させるときは、赤ちゃんの首から後頭部にかけて支えますが、タミータブでは、頭を支えます。ちょっと怖い気もしますが体には浮力が働いているため、首に負担がかかることはありません。しかし、頭を支えた状態で顔を拭くのは非常に大変。顔などはあらかじめぬらしたガーゼハンカチなどで拭いておいてください。

せっけんではなく沐浴剤を使ってみる

先にも書いたように、タミータブはせっけんを使って子どもの体を洗うという前提でつくられてはいません。そのため、せっけんを使って洗おうとしても、うまくいかない場合があります。そんなときに便利なのが沐浴剤。お湯に適量を溶かしておけば洗浄効果が期待できるので、あとは気になる部分を重点的に洗えばOK。ただし、お肌にあわない場合もあるので注意してください。

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