トイトレ中の外出で実践したいこと二つ
何度か外出先でのハプニングを経験し、外ではいつも警戒態勢!アンテナをフル作動しているママ・パパもいることでしょう。外出中はトイレの失敗を未然に防ぐ、というのも大きなテーマです。ぜひ次のポイントを押さえておきましょう。
先手必勝!トイレの位置確認と声かけ
基本的なことですがトイレの場所を知っておくことと、子どもに声かけをすることが重要です。例えば新幹線での長時間移動ならトイレが近い座席を取っておけば安心ですね。
普段の外出もトイレへのアクセスを重視して行き先を選んでもよいでしょう。児童館や図書館、大型ショッピングモールなどなど。子ども用のトイレが設置されている場所も増えてきて、子育て世帯にとってはありがたい配慮ですね。
ただし、すぐ近くにトイレがあるからといって気を抜いてはいけません。目的地に到着したらまずトイレ。子どもが遊びに夢中になる前に用を足しておきましょう。
お出掛けの日もトイレをパターン化
筆者の勤務先の保育園では昼食前と後のトイレを習慣としています。午前の活動が終わったらまずトイレです。このタイミングで用を足せば食事中も食べることに集中できます。そして昼食後はすぐにお昼寝の準備。身支度を調える前後でもう一度トイレに行き、おねしょを予防します。一時間足らずで2回トイレに行く形ですが、行けば行ったで出る子が大半です。特に食後は胃腸の動きが活発になり、大人より早く尿意・便意をもよおす子が多いのです。
このように、食事や睡眠などの行動に合わせてトイレをパターン化するやり方はおすすめです。休日に外食する際も食事の前後でトイレに促しましょう。子どもが「今は出ない」と言っても「お母さんが行きたいから一緒に行こう」「ご飯を食べるから(食べたから)手を洗おう」といった言葉で誘導してもいいでしょう。子どもと「出るの?出ないの?」といった押し問答をしないのも、コツの一つかもしれません。
もちろん保育園のやり方がベストとは限りませんが、ご家庭での過ごし方に合わせてトイレと上手にお付き合いしていけるといいですね。
おわりに
何が起こるか分からないトイレトレーニング中。ママ・パパは気苦労が絶えませんね。出掛けるのがおっくうになってしまう時期もあるかもしれませんが、トラブルやハプニングも成長の糧となってくれるでしょう。トイトレ中の苦労話もいつかは「そんな時期もあったね」と笑い話にできますように。対策を万全にしてお出掛けを楽しんでくださいね。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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