保活目的で引っ越す際に気を付けることは?
保活目的で引っ越す場合、普通の引っ越しとは違って、気を付けなくてはならない点があります。以下に、ぜひ気を付けておきたいポイントをまとめました。わが子が待機児童になり、引っ越しを考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
引っ越しても待機児童になる可能性がある
住んでいた地域よりも待機児童の数が少ない場所に引っ越しをしても、必ず保育施設に預けられるわけではなく、再度その地域でも待機児童になってしまう可能性があることは必ず頭に入れておきましょう。待機児童が少なければその分保育施設に入れる可能性は高くなりますが、最終的に決めるのは施設や自治体の判断によるため、実際にどうなるか分からない点がデメリットです。引っ越し代が無駄になってしまうリスクもありますので、気を付けてくださいね。
保育施設の対応を確認するのを忘れない
子どもを預かってくれるだけで親としてはとても助かりますが、入れたらどこでもいいわけではなく、大切な子どもを預けるからこそ、きちんとした保育施設を選ぶことが大切です。特に引っ越した地域になじみがなければ、どの保育施設がよいかという情報入手が難しいため、意識して情報を仕入れることはとても大事です。資料を集めたり、ネットで口コミを探したりして、よい保育園や幼稚園を探しましょう。
引っ越してから自治体に申請をする
認可保育施設は、基本的に自治体が実施している事業のため、その市に住んでいるかどうかを重要視しがちです。つまり、引っ越し前で他の自治体に住んでいる段階で申請をしてしまうと、不利になってしまう可能性が高いのです。そのため、申請は引っ越して住民票を移してから行うのがおすすめです。引っ越しと同時に保育施設に入れることはできませんが、長い目でみれば引っ越してからの申請の方がメリットがあります。
おわりに
わが子が待機児童になってしまった場合、家で面倒をみるという方法もありますが、共働きの場合は待機児童が少ない地域に引っ越して、保育施設に入れるという方法も考えられます。しかし、引っ越し先を探す場合は、待機児童の数が載った資料を集めてしっかり吟味しましょう。また、その地域の住民の方が申請が通りやすいので、住民票を移してから申請するのがおすすめです。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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