コミュニケーションになるアイコンタクトの方法
アイコンタクトを大事にしようと思っても、どうやってアイコンタクトをすることが正解なのかわからずに困ってしまうかもしれません。しかしながらアイコンタクトには、これが絶対に正しい方法というものは基本的に存在しません。以下に、コミュニケーションを取りやすいやり方についてご紹介します。
優しく微笑みかけながら見つめる
誕生してすぐでも、生後何カ月でもアイコンタクトをすることは可能です。アイコンタクトで意識したいことは、優しく微笑みかけてあげることだといえます。視力がぼんやりしている時から、赤ちゃんはママやパパの笑顔はわかるという子も多くいるので、優しいアイコンタクトを心がけてみてください。親が不安な顔をしていると赤ちゃんも不安になりますし、楽しい表情をしていれば赤ちゃんも楽しくなります。
じっくり見つめず、常に視線を向けることを意識
赤ちゃんは興味を持っているものに対してじっと見つめるイメージがありませんか?実際はそこまで長くひとつのものを見ていることはできません。そのため赤ちゃんと目が合っているときは見つめてあげて、目を逸らしたとしても再度無理に目を向けさせないようにしましょう。あくまで、赤ちゃんのペースでアイコンタクトをすることが大事です。スキンシップ・コミュニケーションの1つなので、しっかりと声をかけながらアイコンタクトをしてくださいね。
あまりにも視線合わない時は相談を
赤ちゃんは気まぐれなので、視線がたくさん合う日もあれば全く合わない日もあります。「どうして今日は目が合わないの?」と不安に感じるでしょうが、お腹が空いているだけかもしれませんし、別のものに興味を持っているだけかもしれません。しかしあまりにも視線が合わずにママやパパにも興味を示さないという時は、専門の窓口に相談したほうがいいこともありますので、心に留めておくといいですね。
おわりに
抱っこはせずにアイコンタクトでコミュニケーションを取ることが欧米の主流となっていますが、最近の日本でも注目されています。ただ抱っこは全くしなくていいというものではないので、バランスをとりながら子育てをしていきましょう。自分たちには自分たちなりの子育ての方法がありますし、親は自分しかいないので、自信をすぐに持つことはできないかもしれませんが、いろいろな方法を取り入れて赤ちゃんと関わってくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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