子どもを置いて外出する際の対策
子どもをリスクから守るためには、どうすれば良いのでしょうか?以下に"子どもを置いて外出する際に、親がしておくべき対策"についてお伝えします。
子どもに留守番をさせることの多い方は、チェックしてみてくださいね。
子どもと親で留守番のルールを決める
子どもを置いて外出しなければならないときには、以下のようなルールを子どもとしっかり決めておくことが大切です。
- 誰か来ても絶対に出ない
- 鍵は必ず閉め、ドアチェーンをする
- ガスや火は使わない
- ベランダには出ない
- テーブルなど高いところに登らない
- 何かあったらすぐに親へ電話をかける など
近年では子どもに電話で親がいるか聞いてから家に侵入してくる不審者も多いため、出来れば電話も出ないように伝えている方が良いでしょう。
親が外出前にリスク対策をしておく
子ども置いて外出する際には、以下のようにリスク対策をしておくことも重要です。
- ガスコンロは元栓を閉めておく
- 包丁やハサミ、カッターナイフなどは手の届かないところに収納しておく
- ドラム式洗濯機はチャイルドロックをかけておく
- 家中の鍵を閉めてから外出する
- 食事はお弁当を用意しておく など
子どもは好奇心旺盛のため、親が思いもしない行動を取ることがあります。事故を起こさないよう、危険の芽はしっかり摘み取るようにしたいですね。
親が定期的な子どもに対する安全確認を行う
子どもだけで留守番をさせるときには、親がこまめに連絡をすることが大切です。スマートフォンを持っている子どもに対してはメールやLINEをはじめ、電話をしたり、定期的に安全確認を行うようにしてください。おわりに
子ども置いて外出することは様々なリスクがあるため、小学校低学年の留守番は出来るだけ避けた方が賢明です。しかし親にも事情があるため、子どもに留守番をさせないといけない場合には、留守番時のルールを決めておいたり親が外出前にリスク対策をしておく、定期的な安全確認を行うという点に注意を払うことが大切です。このような事前の対策を立て、親は子どもの安全をしっかりと守りましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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