わかってほしいは、わからない！家事などは視覚化・タスク化で夫婦の作業を効率的に！

視覚化・タスク化する際のポイント

それでは具体的に家事や育児を視覚化・タスク化する際にはどのような点に注意すると良いのでしょう。お互いに納得でき、より効率的に、さらにはストレスを少しでも多く軽減する視覚化・タスク化のポイントをまとめてみました。

お互いにタスクを書き出してみましょう

まずはタスクを整理することから始まりますが、その際は2人でタスクを挙げていく前にそれぞれが個別にタスクを書き出してみましょう。「ゴミ出し」ひとつとっても工程がいくつかあるように家事や育児はそれぞれ一連の流れがあります。それを書き出すことでお互いがどこまで理解しているのかを把握し、またどれだけ理解していなかったかを自覚できるのです。

分担決めは随時変更することを確認し合いましょう

タスクを挙げ終え整理できたら次は分担決めです。授乳のように女性しかできないものがありますが、タスクのほとんどはどちらでもやろうと思えばできることです。しかしながら得意不得意もあれば仕事の都合など必然的にどちらかが担わなければならないものもでてきます。分担を決めたが故にできていなかった時にお互いを責めたり不満が募ったりすることはよくありません。

ですからどちらがやってもいいというものを含め分担を決めてもこれは随時、極端に言えば1時間後でも変更できると確認し、お互いが不満を抱えないようにしていきましょう。

チェックすることが負担にならないように！

タスクを挙げ終え分担を決めたら、それを視覚化しやったかどうかをチェックできるようにしなければなりません。そこで注意しなければならないのは、チェックすることが負担になる視覚化は意味がない、ということです。簡単で手間にならず見やすくチェックしやすいのが一番です。

ホワイトボードでいつでも書き直しできるようにしたり、コルクボードでやったらあらかじめ作っておいたタスクを書いたピンを刺していくようにしたり、など毎日のチェックが負担にならないものを考え作りましょう。作る過程から一緒に行い、チェック方法を説明する手間を省くのもおすすめです。

おわりに

いかがでしたか？視覚化・タスク化は、ストレスのない幸せを感じられる生活を送るための手段のひとつに過ぎません。忙しくてもコミュニケーションを取ること、一日の終わりにたとえ5分でもチェック表を見ながら振り返りお互いを労わるなど相手への感謝と思いやりを持つことが、日々の暮らしには何よりも大切です。特に共稼ぎ夫婦が子育てする場合は家事と育児の分担を協力しあわないと夫婦の関係も微妙におかしくなってしまう危険がありますので注意が必要ですよ。

ピックアップ