幼稚園までにおむつ外し!入園に向けたトイレトレーニングの道
どのような幼稚園に入園するにせよ、トイレトレーニングは避けて通れないイベントです。ここからは、入園式を迎える前にぜひ押さえておきたい、トイトレの重要事項や、園とのコミュニケーションについてご解説します。
これだけは解消しておきたい!子どもの「〇〇拒否」
入園前に実践しておきたいトレーニングは、”トイレ拒否”の解消です。「トイレには近寄るのすら拒否」「トイレに誘うと大声でイヤイヤ」…トイレトレで躓いた人の体験談では、こんな例もあります。どんな園を選ぶにせよ、幼稚園は集団生活の場です。「食後はオシッコに行こう」「外遊び前はトイレ」など一斉に促される場面もあるため、トラブルにならないよう、失敗・成功は問わず、トイレに慣れておくことが大切です。好きなぬいぐるみを一つだけ持っていく、遊び感覚でトイレに誘うなど、工夫を。逆に言うとこれさえクリアしていけば完璧を求める必要はありません。トイレで失敗することがあっても、幼稚園のなかでは、ありふれた出来事です。
おむつ外しのお悩みは先生を頼ってOK!
ついさっきトイレに行ったのに漏らしてしまったり、遊びに夢中になってトイレを後回しにしたり…。トイトレはつまずきの連続ですよね。年少さんのトイトレは園と家庭との二人三脚。園に丸投げはNGですが、おむつ外れの悩みは、ぜひ担任の先生に相談 してみましょう。子どもの発達・発育に関することは担任の先生にとっても大切な事柄です。その際、家庭でのトイレに行くタイミングや回数、漏らしてしまったときの状況などを客観的に伝えることがポイントです。
たとえば「食事中に漏らしてしまうことがあるから、食前のトイレは忘れないように」といった、具体的な対策が立てやすくなります。また「〇時間くらいなら漏らさずにいられる」という情報は、外遊びの計画にも関わるため、担任の先生が知りたがる情報です。ぜひ積極的な情報共有をおススメします。
おわりに
幼稚園への入園、そして、おむつ外れ。どちらもお子さんの成長における、一大イベントですよね。集団生活を間近に控えた時期は、親子共にソワソワするかと思います。一度は上手くいったのに生活リズムの変化で、またひとつ前の段階に逆戻りしてしまう子も珍しくありません。しかし、おむつOKの園だけでなく、おむつ禁止の幼稚園でも、この年齢のトイレ事情については熟知しています。完璧を求めず、必要に応じて先生方と相談しながら、お子さんのペースに合わせて準備していきましょう。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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