最近では、いろいろな場所で見かけるようになった授乳室のマークです。授乳室マークがあると周りの目を気にせず授乳できるので、なんだかホッとしますよね。そして、なんと授乳室アプリまで登場して、どこにいても授乳室が検索できる便利なアプリです。授乳室が一発検索で出てくるのは、世のママさんたちが今まで望んでいたことではないでしょうか。今回は、授乳室マークと授乳室アプリについてご紹介します。
時代と共に変化!授乳事情について
昔は、赤ちゃんがおっぱいを欲しがると、人前でもポロリとおっぱいを出して飲ませているという光景が見られました。しかし、今ではそんな光景も見られなくなりました。そして、今はiいろいろなところに授乳室ができ、時代の変化を感じることができます。
どこでも授乳は仕方がなかった!
昔、一般的に行われていたようなどこでも授乳。これには授乳する側、そして周りの人たちの意見もさまざまありました。授乳する側にすれば、赤ちゃんがおなかをすかして泣いているから仕方がないという意見でした。周りの人たちからは、目のやり場に困ってどうしたらいいのか戸惑ってしまうという意見が多くあったのが実情です。
大型商業施設が授乳室の取り組み
大型商業施設の多様化戦略などにより、落ち着いてショッピングを楽しめるように次々とでき始めたのが、授乳室の設置です。男性の目を気にすることなく、ゆっくりと赤ちゃんのおなかを満たしてあげられることができるとは、女性にとってうれしい限りではないでしょうか。授乳室には、授乳室マークが付けられています。これによって、授乳室があるかどうかの確認が可能です。
授乳室が子育てしやすい環境作りに貢献
最近では、道の駅や新幹線の中にまで授乳室があります。授乳スペースだけではなく、ミルク用にお湯を入れられるようにセッティングされている授乳室も多くできています。一昔前の「おっぱいポロリ授乳」からは、想像もできなかったことです。時代と共に女性に優しい世の中になってきているということでしょうか。子育てしやすい環境になるのは良いことです。
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授乳室マークはかわいいイラストばかり
授乳室がある場所には、授乳室マークが付いています。マークは、これでなくてはいけないなど決まってはいません。哺乳瓶のイラストが描かれていたり、ママが赤ちゃんを抱っこしているイラストだったりします。どのイラストも女性から見て好感の持てるものばかりです。気軽に入りやすいようにかわいいイラストになっているのでしょう。
授乳室マークに決まりはないけれど・・・
先述した通り、マークに決まりはありません。ところが、最近ちょっとした物議をかもしだしていることがあります。それは、哺乳瓶だけのイラストやママが赤ちゃんに母乳を与えているかに見えるだけのイラストでは、ふさわしくないのではないか?という点です。母乳育児の国際シンボルマークというものがあり、このイラストはママが赤ちゃんに授乳する姿を現したイラストになっています。
なぜ、物議をかもしだしているのでしょうか?
母乳育児の国際シンボルマークのイラストが、ママが赤ちゃんに母乳を与える姿を現したものといいましたが、このイラストが不十分なイラストだ!という声があがったのです。このイラストは、2006年に行われた母乳育児アイコンコンテストでの優勝作品なのですが・・・なぜ、どこが不十分なのでしょうか。「ふさわしくない」と声をあげたのは、日本ラクテーション・コンサルタント協会です。
母乳もミルクもOK!安心感を与えるマーク
日本ラクテーション・コンサルタント協会では、現在授乳室で使われている哺乳瓶のマークやママが赤ちゃんに授乳する姿のマークは、シンボルとしてふさわしくないと考え、新しく授乳室マークを作りました。ママが赤ちゃんを抱きしめているものになっています。これには、意味があり母乳でもミルクでもOKですよ!という意味と安心感を与えるメッセージです。どちらを選ぶかは使用する方の自由ですが、今後は後者のマークが普及していくことになるでしょう。
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