歯医者の怖さを軽減してくれる治療方法
頭では歯医者は怖くない、頑張りたいと思っていても、いざ診察台に座るとどうしても怖くなってしまう子どもはたくさんいます。そんな繊細な子どものために、少しでも治療の怖さを軽減してくれる方法をいくつかご紹介します。
機械音を軽減するノイズホワイトニング
子どもが歯医者を怖がる原因のひとつに「治療中の音」があります。痛い治療をしていなくても、見えない口の中で大きな機械の音がすると大人でも怖くなります。「ノイズホワイトニング」は、特殊な周波数の音楽をヘッドホンから聞くことで、人の声は聞こえるが治療器具のタービン音やバキューム音は聞こえにくくなり、音による恐怖心を軽減してくれます。
リラックスして治療を受けられる笑気麻酔
「笑気麻酔」とは、鼻から酸素と亜鉛化窒素を吸い込む麻酔法で、副作用がほとんどなく安全性の高い麻酔です。笑気麻酔をすると不安や恐怖心がなくなり、リラックスして治療を受けることができるようになるので、子どもの歯科治療にはしばしば使用されています。ただし、気管支ぜんそくがある場合は発作を引き起こす可能性があるため使用できません。
痛みや出血の少ないレーザー治療
最新の歯科治療として「レーザー治療」が注目されています。虫歯の他にも予防や審美、歯周病など、治療内容に応じてさまざまな種類のレーザーが開発されています。レーザー治療最大のメリットは、歯を削る大きな音がなく、痛みや出血が少ないことです。子どもにおすすめしたい治療法ですが、まだ導入している医院も少なく、治療内容によっては保険が適用されない場合もあります。
おわりに
歯医者は子どもにひどいことをする場所ではありませんが、何もしないわけではありません。「痛くないよ」「何もしないよ」等の言葉は子どもにとってうそになってしまいますので、正しい歯医者の知識と心構えを子どもに教えてあげてください。
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社交的な我が子に困惑する引きこもり主婦。トイレでの愛読書はナンシー関さん。
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