保育園を転園して大変だったこと
保育園の転園とはいえ、同じ認可間。「それほど変わらないのでは?」と思ってしまいがちです。でも同じ認可保育園でも、園の数だけ個性があります。転園すると、子どもも親も意外と大変なことが多いです。
保育園グッズの準備
まずは子どもの持ち物をそろえることです。保育園で必要なものと言えば、オムツやおしりふき、食事やお昼寝のグッズなど。前の園のものを使いまわせば良いと、簡単に考えてはいませんか?もちろん使いまわせるものもありますが、新たに購入したり、買い替えたりしないといけない物も多いです。
特に注意したいのが、お昼寝グッズと手作りグッズ。お昼寝グッズとして、敷き布団を購入しなければならないこともあります。大きい買い物である上に、園からは細かい指定があるので、探すのにも手間と時間がかかってしまうことも。
手作りグッズとしては、布団シーツや食事エプロンなどの用意が必要なこともあります。買うにしても作るにしても、これもなかなか大変ですよね。
転園準備は育休中などの入園準備と違って、時間がほとんどとれないかもしれません。転園先の見学などのタイミングには、しっかり確認しておきましょう。
ルール・やり方が違う
例えば保育園で子どもに発熱の症状がみられた場合、園側はどう対処するでしょう。37.5度など既定の熱を超えたらすぐ親にお迎えの電話をするのか、少し休ませて様子を見るのか、見る場合はどの程度の時間を目安にするのか…園によって対応はさまざまです。
ほかにも、在園中に必ず何らかの役員につかなくてはならないなど、役員決めの決まり。保育見学や運動会といった行事への参加方針など、ルールややり方が違ってきます。その違いを見つけては「前の保育園ではこうだったのに…」と嘆いてはいられません。新しい園のやり方に慣れていくしかないのです。
子どもが新しい保育園に慣れるまで時間がかかる
転園先がどんなに良い保育園で、親がどんなに心を砕いたとしても、転園によって子どもにかかる負担は、少なからずあります。これは親にとって一番心配な点ではないでしょうか。子どもの年齢や性格にもよりますが、ある程度の時間がかかることは覚悟して、園と協力して対応していきましょう。
おわりに
地域によっては認可保育園に入れず待機児童になってしまうことも少なくない時代。一度入った認可保育園から別の認可保育園に移るのは、なかなか難しいことです。
運よく転園先が決まったと思ったら、時間に追われながら書類の作成や持ち物の準備をしなければなりません。転園後には子どもが新しい保育園に馴染むまで、細やかなフォローも欠かせませんよね。
まずは実際の行動に移す前に、自治体の保育園の待機児童の状況や、入園選考基準指数を調べるなど、しっかり準備を整えておきましょう。
その用意こそが転園を成功させる一番のカギになります。
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こどもが生まれてから幼児教育や知育にハマり、毎日2人の娘と知育を楽しむ主婦です。本業もこなしながらライティングやWebサイト運営もしています。子育て・仕事・こどもの教育・自分時間を大切にしたライフスタイルに憧れ、隙間時間に時間の使い方やライフワークバランスについて勉強中です。
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