入学お祝い金の上手な渡し方
入学お祝い金は、同じ金額でも渡し方によって印象が変わってしまうことがあります。入学お祝い金を渡すときには、みんなが気持ちよくやり取りできるような気配りが大切です。最後に、入学お祝い金の上手な渡し方についてお話しします。
渡した金額が親に伝わるようにする
入学お祝い金を渡す相手は、入学する子ども本人です。しかし、親がいない場所でこっそり渡したり、親がお祝い金の金額を知らずに終わってしまったりする渡し方はよくありません。18歳の子どもであっても、まだ子どもとしてお祝い金を渡しています。入学お祝い金の使い方やお礼は、親が関わる必要があります。親を差し置いて入学お祝い金を渡してしまうと、金額に関わらず親は気分を悪くするでしょう。金額は、子どもに直接渡すとしても、事前に親に伝えておく配慮が必要です。
何に使ってほしいかを伝えると心がこもる
入学お祝い金を渡すときに「参考書代にしてね」や「制服代の足しにしてね」と、何に使ってほしいかを伝えると、お金に心がこもるのではないでしょうか。入学後に「もらったお金で制服を買ったよ」の一言と、制服姿の写真が送られてくると、入学お祝い金を渡した人も入学準備に参加した実感が持てるものです。
同じ立場の親戚と金額を合わせておく
親戚が多い場合は、事前に入学お祝い金の金額について話しあっておくといいでしょう。渡してから「私だけ金額が少なかった」という人がいます。金額は、多すぎても少なすぎても後味が悪いものです。特に同じ立場の親戚(おい・めい・いとこなど)が複数いる場合は、お互いにもらったりあげたりすることがあります。「私は3万円渡したのに、1万円しか入ってなかった」ということがないように、「入学お祝い金はお互い1万円にしよう」とハッキリと決めてしまう方法もいいのではないでしょうか。
おわりに
入学お祝い金は、もらう方も渡す方もうれしい気持ちになるお金です。入学お祝い金で買ったものは、自分のお金で買ったものとは一味違った重みがあります。お互いの心に残る渡し方と金額を意識して、入学を一緒にお祝いしましょう。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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