バイバイやパチパチ!赤ちゃんが大人のまねするのはいつごろ?

真似をする赤ちゃん
手を振ったりたたいたり、大人の身ぶり手ぶりを上手にまねする赤ちゃん。生後半年を過ぎると赤ちゃんは大人のまねが上手になってきます。今回は赤ちゃんの「まね」について、時期の目安や発達上の役割をご解説します。育児中のママ・パパが心掛けたい点もご紹介しますので「なかなかまねしない」とお悩みの方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんが大人のまねをするのはいつから?

手をたたく
小さな手を振って、たたいて…赤ちゃんが「バイバイ」や「パチパチ」する姿は、とってもかわいいですよね。「早く何かやって~」と、心待ちにしているママ・パパも多いのではないでしょうか。赤ちゃんのまねっこは、いつごろから始まるのでしょうか?乳児の発達段階をご解説します。

赤ちゃんの「まねっこ」実は新生児期から

うちの子はなかなかまねしない…とお悩みの声も多いようです。しかし、実は乳児のまねっこは新生児期から始まっています。
個人差はありますが、生後1カ月前後で大人の目をじっと見つめ返したり、まねして舌を出したりといった行為が見られます。「それってまねっこなの?」と疑問に思われた方もいることでしょう。これもれっきとした「模倣行為」。手足をばたつかせたり、ママの手をキュッと握り返したりといった行為と同じく、教えなくとも自然にできることなのです。

赤ちゃんのまねは生後6カ月から本領発揮!

さて、大人たちを喜ばせる「バイバイ・パチパチ」といった大きな身ぶり手ぶりですが、生後6カ月~9カ月ごろに始まります。生後半年以降といえば、お座りやずりばいが始まる時期ですね。大人があやすと、キャッキャッと笑って反応したり、名前を呼ばれたら振り向いたりと、日々新しい表情や行動が追加される時期です。
新生児期に比べて観察力が格段にアップしている赤ちゃん。大人の動作を見て、まねることも上手になってきます。中には「あー」や「ばばば」といった発語が見られることもあります。ママやパパがあやす声と口の動きを見て自分も声に出してみる、という赤ちゃんもいますね。

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どうしてまねするの?発達上のメリット

真似をする
生後半年以降といえば、活発さを増す赤ちゃんのお世話に、ママもパパも大忙しですよね。そんな時期、赤ちゃんが大人のまねっこをして見せてくれたら…育児疲れも吹っ飛んでしまいそうです。とってもかわいい赤ちゃんのまねっこ、模倣行為にはどのような役割があるのでしょうか?発達上のメリットをご解説します。

「まねっこ」は大人とのコミュニケーション

まだ言葉を話すことができない赤ちゃんにとって、まねすることは大切なコミュニケーション手段。まねっこは愛着形成と成長に大きな役割を果たします。大人と同じ動作をすることで気持ちを通わせ、信頼関係が芽生えるのです。まねる姿を見た大人に褒められたり喜ばれたりすることも、赤ちゃんの安心感につながります。
筆者の勤める園でもまねっこ上手な0歳児・1歳児ちゃんがたくさんいます。「パチパチ」とまねしてくれると思わずこちらも「パチパチ」、そしてまたパチパチ…手拍子合戦になることも。まねっこしているときの赤ちゃんは機嫌もよく、とても楽しい時間ですね。

まねっこを通じた赤ちゃんの自己表現

生後半年~1歳前後の赤ちゃんは「繰り返し」が大好きです。「いないないばあ!」をすれば何度でも喜んでくれたり、ベッドメリーが回るのを延々見ていたりします。「バイバイ・パチパチ」の動作もこれと同様で、同じ身ぶり手ぶりを繰り返し、それをまねることで表現力を磨いています。やがて大人がお手本を見せなくても自分で表現できるようになっていくのです。乳児期が過ぎ1歳代になると、手を振る動作にプラスして「バイバイ」が言えるようになります。模倣行為はやがて言葉の獲得にもつながっていくのです。

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