読み聞かせ用の本を借りるなど、赤ちゃんのころから図書館につれていってあげたいですと考えているママは多いでしょう。では赤ちゃんがどれくらいになったら図書館に連れていくことができるのでしょうか。基本的には赤ちゃんでも本を借りられるので「●カ月から」という決まりがある図書館はないようです。しかし、マナーは守りたいもの。今回は赤ちゃんを図書館に連れていく際の準備や気を付けることなどを紹介します。
施設や利用の仕方を事前に確認しよう
赤ちゃんとの外出となると、ベビーカーでの移動、おむつ、ミルクなどいろいろと準備が大変です。図書館に出掛ける際には、あらかじめ施設での決まりごとや、本を借りる手続きに必要な書類、授乳室の有無など、情報収集することをおすすめします。
心得1 ベビーベッドや授乳室があるか調べよう
赤ちゃんと出掛けたとき、おむつを替える場所がなくて困ったという方もいらっしゃることでしょう。公共施設の場合、最低限の設備はあることが多いのですが、やはり事前に確認するのがおすすめです。また、授乳ができるスペースや、給湯施設の有無も調べておくとよいですね。のどが渇いたときにお母さんが飲み物を飲んで休憩できる場所も調べておくといざという時に助かります。
心得2 貸し出しカード作りに必要な書類を準備していこう
図書館の醍醐味(だいごみ)といえば、たくさんの本を読めること、そして、本を借りて家でゆっくりと読むことなどがあげられます。まずは、1冊か2冊借りてお家で赤ちゃんに読み聞かせしてあげるのもよいですね。図書館で本を初めて借りる際には、身分証明書となる免許証やパスポート、赤ちゃんの場合は母子手帳などの提示が必要になります。借りたいときにすぐ借りられるように、図書館のカードを作るのに必要な書類をあらかじめ調べておきましょう。
心得3 おむつの替えや必需品チェックしよう
図書館などの公共施設では、ショッピングセンターや空港のように備品などがたくさんあるわけではありません。おむつやおしり拭きはもちろんですが、おむつを捨てるためのゴミ袋など用意して持っていくようにしましょう。また、おむつ専用のごみ箱がない場合にはその場で捨てずに自宅に持ち帰って捨てるようにしてくださいね。
合わせて読みたい
赤ちゃんと図書館に行くときのマナー
赤ちゃんと図書館に行く際にはマナーを守って利用しましょう。赤ちゃんが予想外にぐずってしまうことはよくあることです。でも、そんなことを心配していたらどこにも出掛けられなくなってしまいます。また、図書館の本を借りたときは期日までに返却するのがマナーです。余裕をもって返却に行けるように計画を立てましょう。
心得4 赤ちゃんが機嫌のよい時間帯に行こう
それぞれの図書館によって開館時間は異なりますが、多くの図書館では朝9時ころから夕方5時、6時ころまで開いているケースが多いでしょう。中には夜8時ころまで利用できる図書館もあります。あまり遅い時間に外出するのは現実的ではありませんが、夜以外でも朝から夕方までかなり長い時間開いているのは助かりますね。「この時間!」と決めて出掛けるのではなく、赤ちゃんの機嫌のよい時間帯に出掛けると親子共に充実した時間を過ごせそうですね。
心得5 赤ちゃんがぐずったら、退館も考えよう
図書館は静かに読書したい方や勉強をしている学生さん達が多いですから、赤ちゃんがぐずり始めてしまったら、思い切ってすぐに図書館から出ることを念頭に置いておきましょう。あまりにあやすのに時間がかかってしまい、周りのひんしゅくをかってしまうと、図書館に行きにくくなってしまいます。無理をせず、また日にちや時間を改めて出掛ければよいのです。
心得6 借りた本は期日までに返そう
赤ちゃんへの読み聞かせは早すぎるということはありません。いろいろな本に触れるために、図書館で本を借りるのはとてもよいアイデアです。しかし、借りた本は期日までに返せるように余裕をもってスケジュールを立てましょう。赤ちゃんがいると急に熱を出したり、急な用事が入りやすかったりします。どうしても図書館の開館時間に行けなさそうな場合は、返却専用ポストなどを利用するのも一つのです。
合わせて読みたい
1歳の息子がいるシングルマザーです。最近は息子とのお菓子作りにはまっています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。