育児のなかで毎日必ずするであろう「おむつ替え」。赤ちゃんによっては、おむつ替えが大嫌いなことも少なくありません。毎回大泣きしたり、暴れたり、ママにとっても体力勝負で大変ですよね。今回は、おむつ替えを嫌がる赤ちゃんのため、おむつ替え対策について考えていきます。
おむつ替えを嫌がる赤ちゃんの気持ちって?
おむつ替えが嫌いな赤ちゃん。大人のように、詳しく話すことはできないけれど、さまざまな理由があって泣いているはず。どんな理由で、赤ちゃんはおむつ替えを嫌がるのでしょうか?
あお向けなどの体勢が嫌!
それぞれご家庭では、赤ちゃんの成長具合によってさまざまな体勢でおむつを替えていることでしょう。その体制を赤ちゃんが嫌がっているのかも。例えばあお向けの状態だと、まわりの状況をうまく見ることができず、面白くないのかもしれません。
おむつ替え自体が嫌なのではなく、体勢自体が気に入らないという赤ちゃんもいるかもしれません。
じっとしているのが嫌!
おむつ替えでは、汚れたおむつを取りはずし、おしりをふいてきれいにしてから新しいおむつをはかせます。わずか数分のことですが、赤ちゃんにとってはその時間さえも苦痛に感じてしまうのかも。
じっとしているのは退屈で楽しくなく、興味があるものに触れたり近づいたりすることもできません。特に寝返り・ずりばい・ハイハイなどができるようになってきた赤ちゃんにとって、じっとしているのはつまらなくておむつ替えが嫌になってしまうのかもしれませんね。
おむつを替えるときの不快感が嫌!
おむつを替える際、さまざまな配慮をしたとしてもすべてがすんなりいくとは限りません。時には赤ちゃん自身が肌寒く感じられてしまったり、おしりふきなどが冷たく感じたりすることもあるでしょう。そうなると、「おむつ替え嫌い!」となってしまうのです。
赤ちゃんにとって一度嫌な思い出ができると、次のおむつ替えの際にもひどく嫌がる様子を見せることもあるかもしれません。
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おむつ替えのポイント三つ
おむつ替えの際に押さえておきたいポイントを三つご紹介します。赤ちゃんの気持ちを言葉で知ることはできませんが、できるだけスムーズに済ませられるようコツを押さえておくといいですね。
できるだけ素早く替えること!
とにかくおむつ替えに極力時間をとらないように工夫をすることです。例えば赤ちゃんの成長に合わせ、少し早めにパンツタイプの紙おむつを使うよう切り替えるのもいいいでしょう。テープタイプだと、どうしてもおむつ替えに時間がかかりがちになってしまいます。
やさしく声がけしながら、手際よくスピーディーに取り替えるよう心がけましょう。ママの穏やかな笑顔に、赤ちゃんもきっと安心してくれるはず。
暖かくして気持ちよくおむつを替えられるよう配慮を
おむつ替えで一度不快感を持つと、その後ますますおむつ替えが大変になってしまいます。赤ちゃんにとっておむつ替えは快適で楽しいことだと思わせることが重要です。例えばおしりが冷たくないように部屋を暖かい状態にしておくこと、おしりふきウォーマーなどでおしりをふく際に冷たく感じないように配慮することなどが挙げられます。
ママもできるだけ朗らかな表情でコミュニケーションをとりながらおむつを替えてあげられるといいですね。
無理に力を入れて押さえつけない
赤ちゃんがおむつ替えを嫌がるからといって、無理に体を押さえつけたりする場合もあります。その場では効果があるかもしれませんが、あまりに押さえつけてしまうとますますおむつ替えが嫌いになってしまう可能性もあります。
人間だれしも、嫌な思い出があると再び同じ思いはしたくないですよね。後々のことも考えて、できるだけ無理をしないよう心がけるといいかもしれません。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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