赤ちゃんが口に入れるものには気をつけて!
赤ちゃんがものを口に入れる行為は、乳幼児の発達段階でとても重要な行為のひとつです。無理にやめさせようとする必要はありませんが、やはり注意しておきたいことはいくつかあります。ここでは気をつけたい二つのことについてご紹介します。
おもちゃや小さなものは誤飲の恐れあり
幼児の誤飲による事故は後を絶ちません。完全に飲み込んでしまうわけではなく、呼吸をふさいでしまうような恐れがあるものには特に注意したいです。おもちゃなどでも大きさや素材によっては、誤飲しやすいものがあるので気をつけましょう。注意するポイントは以下の通りです。
- 細かく分解できるタイプのおもちゃ
- 直径45ミリ未満の大きさのもの
- シール
- 丸くて素材がツルツルしたもの
- タバコ・薬・ボタン電池などを含む危険物
- 輪ゴム
- ペットボトルのふた
など
赤ちゃんの触れるものは消毒も必要?
赤ちゃんの触れるものはできるだけ衛生的なものをと思い、ありとあらゆるものをしっかり消毒するご家庭もあります。しかし、赤ちゃんはものを口に入れることで、結果として免疫力を高めていることもあります。少量の雑菌や病原菌を取り込むことで、体内で抗体ができあがり、体が強くなっていくのに、その過程を阻害してしまうのも問題です。
おもちゃなどのプレスチック製品は、水拭きなど簡単なケアで大丈夫です。除菌スプレー・アルコール消毒などは、免疫を作るのに必要な細菌まで取り除いてしまうこともあり、そこまで対処する必要はないでしょう。
おわりに
赤ちゃんが食べ物に以外のどんなものでも口にしてしまう時期は、どんな赤ちゃんにもよく見られる行動です。むしろ、新しい成長の兆しだととらえて、赤ちゃんの健やかな発達を見守ってあげたいですね。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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