NHKの「おかあさんといっしょ」を欠かさず見ているお子さんはかなり多いことでしょう。毎日出てくるお友だちはどうやってスタジオ収録に出演しているのか気になりませんか?実は3歳の子どもであれば誰でも無料でテレビ出演するチャンスがあるのです。ここではスタジオ収録の申し込み方法や当日の流れ、目立つポイントなどについてご紹介します。子どもを番組に出演させたいと思っている方はぜひこの記事を参考にしてください。
「おかあさんといっしょ」の申し込み条件
まず「おかあさんといっしょ」スタジオ収録の応募条件やどのくらいで当選するのかについてご紹介します。仮に当選した場合でも実際の収録までは2カ月近くありますので、出演までは長期戦を覚悟しておくことが大切です。
応募のチャンスは13回
番組におたよりやイラストを送る場合では特に年齢制限はありませんが、スタジオ観覧は3歳が対象です。例えば2018年1月の場合、誕生日が2014年1月(3歳12カ月)から2015年1月(3歳0カ月)の子どもが応募できます。月に1回応募できるので最大13回抽選の機会があります。
NHKの受信料を払っていること
収録の募集に応募するにはNHKネットクラブのプレミアム会員になる必要があります。このプレミアム会員の申し込みに年会費はかかりません。しかし、会員登録の際NHKの受信契約情報として
- 受信契約者氏名
- お客さま番号
などの記載欄があります。つまり「おかあさんといっしょ」の出演申し込みをするためにはNHKの受信料を支払っていることが前提となります。ただしNHKの受信料を支払ってさえいればお客さま番号が空欄でも会員登録できるので安心です。
結局のところどのくらいで当選する?
当選する条件は公開されていませんが、筆者の知る範囲ではたくさん応募した方が当たるといったことではなく、以下のようにランダムに選ばれている印象です。
- 初めての応募で当選(3歳0カ月)
- 11回目で当選(3歳11カ月)
- 3回応募したが当選せず
Webサイトから無料で応募ができるため相当な人数の中から抽選されることが想像されます。気張りすぎずに当たったらよかったと思える程度に捉えておくことが大切かもしれません。
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収録当日は「パント!」を目指せ
収録当日はあっという間に終わってしまいます。目立つポイントは冒頭や最後のダンスなどいくつかありますが「パント!」の出演者も当日のスタジオ収録の参加者から選ばれます。うまくすれば45人のお友だちの中から自分の子ども一人だけが選ばれるかもしれません。
収録時間は1時間30分ほど
集合時間は
- 11:40
- 14:20
- 16:30
などいろいろな場合があり、当選者に送付される郵便ハガキに明記されています。また、収録中休憩はなく、連続して撮影されます。収録時間は1時間半ほどのため、集合前にトイレなどを済ませておきましょう。なお、冒頭シーンのお兄さんお姉さんといっしょに座る場所は子どもが自分ですいている場所を選んで座ります。そのため希望通りの場所に座れるかは難しいところですが、狙いどころがある場合は事前に子どもに伝えておくとよいかもしれません。
スタジオ収録以外の公募は行われていない
「おかあさんといっしょ」の番組内には「パジャマでおじゃま」「はみがきじょうずかな」など自宅ロケで行われるコーナーがあります。一人の子どもが注目されるコーナーではありますが、NHKネットクラブによるとロケ場所の制約や演出の都合上一般公募はしていません。
「パント!」の子どもはその場で決まる
「パジャマでおじゃま」「はみがきじょうずかな」は応募できなくても「パント!」のコーナーであればスタジオ収録に来ている子どもに出演チャンスがあります。
ただし「パント!」は立候補ではなく、その時スタジオに集まり最初に説明をしている間などにスタッフや体操のお姉さんなどによって決められるようです。こちらも基準は公開されていませんがパントマイムの動きについていけて物おじしない子どもが選ばれることが推測できます。そこで「パント!」に出るためには最初から元気で目立つことが大切かもしれません。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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