テレビの砂嵐やドライヤーの音など、大人にとってはただの雑音にすぎなくても、赤ちゃんにとっては心地の良い音があります!これらの雑音は「ホワイトノイズ」といい、赤ちゃんの寝かしつけにぴったりな音なのです。今回は、ホワイトノイズについて、その効果を紹介するとともに、身近にあるものでホワイトノイズ音を出す方法などもご紹介します。
ホワイトノイズってなんのこと?
「ホワイトノイズ」とは、音声に混入する【雑音】のことをいいます。このホワイトノイズは胎内の音に近く、外界に出てきた赤ちゃんはホワイトノイズを聞くと懐かしさや安心感を抱き、リラックスすることができるということです。
新生児は静かな環境で眠ることができない!?
生まれてきたばかりの赤ちゃんは、「こんなうるさいところで!?」といった環境でも眠ってしまうことがあります。約10カ月もの間さまざまなの音やリズムを感じる胎内の中で暮らしてきたということもあって、ざわざわしているところでも眠ることができてしまうのです。反対に静かすぎるところではすぐに目が覚めてしまう、なんて赤ちゃんもいます。
ホワイトノイズは子守歌の役割も
妊婦健診時に赤ちゃんの心音を聞く際に「ゴーゴー」といった音が聞こえますが、それがホワイトノイズに近いといわれている「胎内音」です。胎内にいた赤ちゃんは、ママの血液が流れていく音や心臓の音などの胎内音を間近で聞いて育ってきたため、大きな音がするホワイトノイズは子守歌のような役割を果たすことがあります。
ホワイトノイズは大人にも効果アリ!
大人にとっては少々耳障りなホワイトノイズですが、実は安眠やリラックス効果もあるのです!たとえでいうと、電車に乗ると規則的な揺れや音が心地よく、眠ってしまうといった感覚でしょうか。ホワイトノイズ音を赤ちゃんと一緒に聞くことで赤ちゃんは心地よく寝ることができ、ママは疲れた体が癒やされるといった使い方ができるかもしれませんね。
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家電を活用してホワイトノイズ音を出そう!
ホワイトノイズ音は家電を活用することで出すことができます!ここでは、家に必ずある家電を利用して出すことのできるホワイトノイズ音をご紹介します。手軽なものばかりなので、赤ちゃんがグズグズしてしまったときは試してみてくださいね!
「テレビの砂嵐」や「ラジオの雑音」
ホワイトノイズは、テレビの砂嵐に例えるとわかりやすいでしょうか。しかし、最近のテレビは砂嵐が流れることはめっきりなくなってしまったので、ラジオの雑音がおすすめです!ラジオはチャンネルを合わせなければ雑音が鳴るため、車内でグズグズし始めてしまったときにはラジオの雑音を流してみると効果があるかもしれません。
「ドライヤー」をかける音も効果的!
ドライヤーをかけている音も赤ちゃんは好きなようですね!泣いている子どもにドライヤーをかけてあげたら泣きやんだ、という話もよく耳にします。ただし、赤ちゃんにドライヤーをかけてあげるときは距離を離すこと、頭部が熱くなるまえにドライヤーの口を違う方向に向けること、もしくは冷風にするなどしてやけどには十分注意してください。
「掃除機」をかけても泣き出さない!
新生児は1日のほとんどを寝て過ごします。すると、掃除機をかけるタイミングに悩むママも多いとは思いますが、掃除機をかけても泣き出す子は意外と少ないかもしれません。胎内の音は掃除機の音よりも大きいとも聞きますし、目を開けていた赤ちゃんが掃除機をかけ終えた頃には眠ってしまっていた、なんてこともよくありますよ。
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1歳の息子がいるシングルマザーです。最近は息子とのお菓子作りにはまっています。
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