「キッズデザイン賞」ってどんなもの？過去の受賞した商品は？

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赤ちゃん、子ども向けの受賞した商品
安心して子育てしたいパパママ向けの商品
おわりに

赤ちゃん、子ども向けの受賞した商品

過去2年間(2015年、2016年) に行われた「キッズデザイン賞」で受賞したものから、赤ちゃんや子ども向けのものを三つご紹介いたします。子どものことをよく考え、創意工夫を凝らし作られたものばかりです。

f-pzl(エフパズル) アースカラー12色セット

2015年(第9回)、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」で受賞しました。切れ込みが同じ大きさの正方形をしたフェルト同士をつなげていろいろな形を作るおもちゃです。決まったつなぎ方でしかつないでいくことはできないのですが、やわらかい素材のため折り曲げたりすることが容易にでき、平面的なものから立体的なものまでつくることができます。対象年齢は5歳から105歳となっており、子どもから大人まで楽しめる商品です。

Combi 「横型おむつ交換台」

2016年(第10回)、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」で受賞しました。公共のトイレなどに設置されているおむつ交換台に、バッグや小物を置くためのスペースと手荷物をかけるフックが追加された商品です。先に安定した場所に荷物を置くことで作業中に赤ちゃんから目を離すことが減り、落下事故防止が期待できるため、これからはこのタイプが普及するのではないでしょうか。

ピープルの純国産「お米のおもちゃ」

2015年(第9回)、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」で受賞しました。純国産米を主原料(備蓄米、資源米)としており製造地も日本国内、赤ちゃんがなめても安心です。さらに、無塗装で角が丸くネジは内側にあり引っ掛かりがないように工夫がされているので、赤ちゃんに持たせ遊ばせることができママたちにはうれしい商品ですね。

安心して子育てしたいパパママ向けの商品

「子どもたちを産み育てやすいデザイン」で2010年、2015年、2016年に受賞したものを三つご紹介いたします。子育てが始まったパパママだけでなく、これからの子育てにちょっとした不安を感じているマタニティ期にも使ってみたい商品がありますよ。

「feel」 div stand

2010年(第4回)に受賞しました。病院に入院し点滴を受けている子どもたちや妊婦のストレスなどをデザインで解決しようと開発された点滴スタンドです。従来のものでは冷たく殺風景ですが、こちらの商品はメープル材を使っているので木のぬくもりが感じられ、病室の明るい雰囲気作りをすることができます。また、クマやリンゴなどの形をした黒板仕様のキッズボードをつけることができ、家族や医療従事者とメッセージのやり取りをすることも可能です。入院をしている子どもや妊婦の気分を和らげることに一役買ってくれることでしょう。

パナソニック「体組成バランス計」

2015年(第9回)に受賞しました。スマートフォンとの連動で、子どもや妊婦の体重、体脂肪率などの測定値を簡単に記録、視覚化して確認できる体組成バランス計です。また、基礎代謝や筋肉量も測定でき、スマートフォンでいつでも記録をチェックできるので産後ダイエットにも活用できるでしょう。本体に乗れば、自動的に電源ONになりユーザー認証もされるので、子どもから大人まで気軽に利用することができます。

アマネファクトリー「トツキトオカ」

2016年(第10回)に受賞しました。夫婦で情報を共有することができる、妊娠・出産をサポートする情報アプリです。出産予定日、検診結果はもちろん、普段のママの体調や、妊娠アドバイスまで共有することで、毎日忙しいパパも、ママと赤ちゃんの状態を知ることができます。また、赤ちゃんキャラクターが妊娠週数に合わせて成長するようになっているので、親としての意識を高めることが期待できるのではないでしょうか。

おわりに

いかがでしたか？おむつ台を使うときにママバッグをどこに置いたらよいか、置くスペースがない、と感じていたママも多かったと思います。Combi の「横型おむつ交換台」は今までにありそうでなかったおむつ交換台ですね。「feel」 div standは、入院中の子どもやママパパの気持ちを和ませてくれる有意義な商品だと思いませんか。
今回紹介したものはごくごく一部です。「キッズデザイン賞」にはすてきな商品がたくさんあるので、興味を持たれた方は検索してみてください。中にはご家庭にある商品もあるかもしれません。これからも子育てに配慮された商品・空間・サービスが増え、子どもたちの活躍につながっていくことを願っています。

参照

キッズデザイン賞

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