子守歌は、赤ちゃんが生まれてすぐから触れる初めての音楽です。大好きなパパやママの声で歌われる子守歌は、赤ちゃんへのすばらしい贈り物です。やさしく、ゆったりとしたメロディーに乗せた子歌詞は、赤ちゃんの言葉の発達にも一役買います。毎日歌ってあげる子守歌ですから、きれいな言葉の歌詞を選びたいですよね。
昔から歌われてきた、定番の子守歌
まずは、日本で昔から歌われてきた子守歌です。パパやママも子どもの頃に歌ってもらった記憶があるかもしれません。日本で生まれた子守歌はもちろん、クラシックで有名な作曲家が作った子守歌もあります。ゆったりとやさしい歌を選びました。
ねんねんころりよ「江戸子守歌」
江戸時代から歌われている「江戸子守歌」は、日本の最も伝統的といえる子守歌です。短いながらも、耳に残るメロディーが印象的。歌詞は、民謡ということもあり、地方や年代によって差がありますが、分かりやすくて聞き取りやすいものが多いので、子どもの頃聞いたことがあるパパとママなら歌える人が多いかもしれませんね。
北原白秋作詞の「ゆりかごのうた」
大正10年に北原白秋作詞、草川信作曲で発表されて以来、歌い続けられている子守歌です。2007年には文化庁と日本PTA全国協議会による「日本の歌百選」にも選ばれました。分かりやすく、美しい日本語の歌詞とやさしいメロディーは、ひびきが良く、ゆったりとした気持ちにしてくれます。
いい夢が見られそうな「シューベルトの子守歌」
「ねむれねむれ」の歌詞でおなじみの「シューベルトの子守歌」。お母さんのぬくもりや愛情をたっぷりと感じながら、赤ちゃんがすやすやと寝てくれそうな美しい歌詞です。日本語の訳詞は「星の王子さま」の翻訳もした、内藤濯によるものです。
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テレビや映画などで歌われていた子守歌
テレビや映画に登場した子守歌もあります。ドラマで歌われていて、ヒットした「童神」はその代表格。歌われたシーンと重なって、より歌に深みが出ます。ディズニー映画などに登場した子守歌であれば、お話と一緒に覚えてくれそうです。
ちゅらさんより、古謝美佐子 「童神」
NHK「連続テレビ小説」シリーズで放映された「ちゅらさん」の中で歌われて、注目された古謝美佐子さんの「童神」。沖縄の三線の音色と古謝さんのやさしい歌声は、居心地の良さを覚えます。古謝さんのオリジナルバージョンの他、夏川りみさんや城南海さん、島袋寛子さんなどさまざまなアーティストがカバーされているので、赤ちゃんのお気に入りを探してみてもいいかもしれませんね。
ディズニーのわんわん物語より「ララルー」
ディズニー映画の名作「わんわん物語」で主人公レディの飼い主であるダーリングが、自分の赤ちゃんに歌ってあげていた子守歌です。このシーンは、それまで赤ちゃんに対してあまり良いイメージを持っていなかったレディが、赤ちゃんのいとおしさと飼い主夫妻からの愛情を感じとる感動的な場面。日本語でも英語でも、すてきな名曲です。
ちょっと番外編?くまのプーさん「プーさん子守歌」
小さな子どもたちに人気のディズニーアニメ「くまのプーさん」から、プーさん子守歌です。この歌は赤ちゃんではなくて、ミツバチを寝かし付けるためにプーさんが歌っているので、これまでご紹介した子守歌とは音色が違います。しかし、この歌に限らず、くまのプーさんで歌われる挿入歌はどれも頭に残る歌詞とメロディーが魅力です。きっと、赤ちゃんも覚えてくれるでしょう。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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