成人年齢が18歳になり選択肢が増したこと
20歳にならないと選べなかった事柄が、18歳で選択できるようになりました。例えば、さまざまな国家資格を取ることができるので、自分の可能性を早い段階で試すことができるようになりました。18歳で将来を見据えた選択ができるのは、うれしい変化ですね。
18歳でさまざまな国家資格が取得可能
公認会計士、行政書士、司法書士、医師免許、薬剤師免許などの国家資格を取得して働くことができるようになりました。士業の場合は未成年でも試験を受験して合格すれば、資格自体は取得可能ですが、司法書士会などへの登録をすることができません。今回、成人年齢が18歳に引き下げられたことで、10代で士業の先生として活躍する方が出てくるかもしれませんね。
一方で医師免許や薬剤師免許は、必要な学校へ数年通う必要がありますので、18歳で取得というのは現実には難しいと思われます。また、普通運転免許と大型・中型自動車運転免許はそれぞれ18歳、20歳と取得可能年齢に変更はありませんでした。
18歳でも10年パスポートが取得可能
未成年者はパスポートの有効期限が5年のものしか選べません。
しかし、成人年齢が引き下げられたことで18歳になれば10年と5年、希望する方を選択できるようになりました。取得する際の手数料が違う5年と10年のパスポート。一般的に、一カ月に複数回など海外渡航の頻度が高い場合は5年、1年に1回程度など渡航頻度が低い場合は10年の方を選ぶとお得だといわれています。
費用面だけでなく、さまざまな観点から自分にぴったりのパスポートを選択できるので、大人になった実感がわきますね。
おわりに
成人式を行う年齢が自治体によって違うなど、まだ定着していない18歳の成人年齢引き下げ。親はもちろん、これから成人を迎える高校生も、さまざまな情報から正しい認識を得る必要があります。18歳になり大人の仲間入りをすることで、若い世代の自立や社会参加が期待できますね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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