遊びは子どもの成長に欠かせないものです。公園でお友達と追いかけっこをしたり、砂遊びやブランコなどしたりと遊び方は実にさまざま。その中でも、「ごっこ遊び」は心の成長に大きな役割を担っています。誰かの役を演じることで、それまでとは違った視点から物事を捉えられるようになり、他人の気持ちを理解し思いやることを学んでいくことができます。
ちなみに、ごっこ遊びをし始めるのは2歳~2歳半頃とされています。今回は、2歳児に人気のごっこ遊びについてみていきましょう。
いつの時代もおままごとが人気
子どもはおままごとが大好きです。おままごとは女の子だけでなく男の子も楽しく遊べます。また、おままごとは手の使い方を発達させたり、言葉を覚えていったりなど、子どもの成長にも一役買う優秀なごっこ遊びです。2歳になると女の子はお店屋さんごっこ、男の子は戦隊ごっこなど、ごっこ遊びを始めるようになります。
その中でもおままごとは2歳児にも人気のごっこ遊びであり、大抵の幼稚園や保育園ではおままごとキッチンが置かれています。おままごとグッズは2歳からを対象にしたものが大半であり、興味を示す子どもが多い年齢は3歳前後と言われています。2歳の時点ではまだストーリーを練るには至りませんが、お母さんになったりお父さんになったりと、家族の役を演じることはできます。
男の子もおままごと?
男の子の「ごっこ遊び」と言うと、戦隊ものなどが浮かぶ方が多いと思います。確かに、テレビの戦隊ものやアニメヒーローなどの「ごっこ遊び」も始めますが、それらはもう少し年齢が上がってから熱心になることが多く、2歳児の時点では、女の子と一緒になって男の子もおままごとをすることが少なくありません。実は、男の子にもおままごとをさせた方が教育の面でとても有効と言われています。
なぜ男の子にもおままごとをさせるべきなの?
おままごとは、子どもたちがそれぞれ与えられた役割を演じることで成り立っています。具体的には家族設定、つまりお父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんなどの役割をそれぞれお友達と分担して演じます。例えばお父さん役になった場合、自分の視点が「お父さん」に変わります。すると子どもは与えられた「お父さん」という役割を演じようとし、振る舞い方も変わってきます。
このように、おままごとでは現実の家族関係とは別のさまざまな家族を演じるため、人と人との関係性を学ぶことができるのです。最近では男の子でもおままごとグッズを欲しがる子がいるようです。もし子どもが欲しがるようでしたら、思い切ってプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
33歳。B型。既婚。
妻の妊娠を通して、赤ちゃんができる喜びを経験する。妊娠中の過ごし方や注意点など身を持って体験中。妊活については全般の記事の執筆を担当。
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