好きで結婚したけれど、うまくいかず離婚したカップル。普通はそれっきりになることが多いのですが、実は復縁することも少なくありません。たくさん話し合ってお互いに理解して別れたはずなのに、いざ一人になると「もう一度…」とやり直したくなることもあるようです。今回は、離婚後の復縁のきっかけや気をつけるべきことなどについて、ご紹介します。
離婚後に復縁しやすいカップルの特徴は?
離婚しても、全てのカップルが復縁するわけではありません。ただ元さやに収まるカップルには、共通して見られる特徴があります。まずはその特徴についてまとめていきましょう。今かつてのパートナーと復縁したいなと考えている人は要チェックですよ。
別れても連絡を取って仲良くしている
復縁した元夫婦には、離婚した後も連絡を取り続けていたという特徴があります。そもそも連絡を取る仲でなければ、復縁したいと思っても切り出せませんよね。お金のことなど事務的な話だけではなく、最近の生活について話したり、お互いの悩み相談に乗っていたりすると関係が続くので、復縁したいなという思いになりやすいようです。復縁したいけれど連絡を取っていないという方は、まずは何気ない話をして連絡を取り始めると良いでしょう。
相手の親によくしてもらっている
パートナーとは別れても、相手の家族との関係が途切れずに連絡を取り合っていたり、誕生日にプレゼントを贈ったりしている場合も、離婚後に復縁がしやすくなります。相手の家族とつながりを持ち続けていることは、当然元パートナーとも関係が続きますし、家族でいるときに話題に上がって思い出す機会も増えます。すると自然に、かつての夫や妻との復縁について考える可能性も高くなるのです。
子どもと離れ離れに暮らしている
子どもがいる元夫婦も、復縁をしやすいものです。愛するわが子と離れ離れに暮らすのは辛いですし、ふとしたときに会いたくなります。すると復縁して、またみんなで一緒に暮らしたいなとつい考えてしまうのです。また元パートナーに、子どもを定期的に会わせる場合は、家族みんなで一緒に過ごす時間ができるので、復縁も意識しやすくなります。また子どもがふと「お父さんに戻ってきてほしい」などといったときも、復縁すべきなのかなと思ってしまいますよね。
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離婚後に復縁しようと思うきっかけ
復縁しようと思うのは、ある出来事がきっかけになる場合があります。そこでよくある離婚後に、復縁したいと考えるきっかけをいくつかお伝えします。今かつてのパートナーとの復縁を考えている方には、心当たりがあるかもしれませんね。
一人でいるのが寂しいと感じたとき
復縁したいと思うきっかけになるのは、やはり「寂しさ」です。特に夫や妻と過ごしていた期間が長ければ長いほど、一人になると孤独を感じます。子どもがいた場合は一人でいると静けさを感じ子どもが恋しくなるかもしれません。そんなときにふと「あの頃に戻れたら・・・」「帰ってきたら家族がいるのって幸せだったんだな」と家族を思い出し、復縁について考えるようになります。
元パートナーと久々に会う機会があった
子どもに会わせるとき、借りていたものを返すときなど何らかの理由で元パートナーに会う機会があると、「やっぱり元さやに戻りたいかも」と感じやすくなります。改めて相手を見ると、やっぱり笑った顔がすてきだと感じたり、気遣いできるところが好きだと思ったりなどと魅力を再発見しやすく、惹かれるような気持ちになります。一度好きになった相手ですので、また好きになるのは不思議でありません。
相手から復縁したいとアプローチがあった
別れた相手から、やっぱりやり直したいとアプローチがあったときも復縁について考えるきっかけになります。今まで自分にそんな気が無かったとしても、相手から言われるとやはり考えざるを得ません。時間はかかるかもしれませんが、そもそもなぜ離婚することになったのか、復縁したらどんな生活になるかなどを慎重に考えて、相手に答えを告げることが大切です。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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