赤ちゃんが大きくなるにつれて気になってくる「児童館」。自宅ではできない遊びや、ほかの子どもたちからもらえる刺激、さらにもしかするとお友達ができるかもしれない…そんな魅力いっぱいの児童館ですが、初めての場所には不安も付き物。「児童館はいつから行くのが最適なの?」や「初めての利用時の注意点は?」など、児童館デビューの疑問をまとめてみました。
児童館デビューの月齢は人それぞれ
ママになるまで縁のなかった「児童館」という場所。まだママ友もいなかったり、少なかったりする状況のママにとっては未知の場所ですよね。初めて児童館を利用するなら、どれくらいの月齢が最適なのでしょうか?
まだねんねの低月齢から通うママも
結論から言ってしまうと、児童館デビューの月齢は人それぞれ違います。まだねんねの低月齢のころから通うママもいますし、2歳から通い始めたというママもいます。ただ、ハイハイや歩くことができて、行動範囲が広がる1歳前後がデビューという方が多いようです。ねんねのころに児童館に通っても、赤ちゃんが遊ぶわけではないのですが、児童館に通っているママたちと顔見知りになれるチャンスはあります。逆に、赤ちゃんがウロウロとし始めるころに行き始めると、子どもから目が離せなくて他のママとの交流がしづらいかもしれません。
赤ちゃんの様子を見て自分のタイミングで!
児童館デビューの月齢は、赤ちゃんの様子やママの性格によって決まることが多い様です。首が据わって、周りの世界に興味を持ち始めたとき、ハイハイをし始めたとき、歩くのが上手にできるようになったとき、さまざまなタイミングがあるかと思います。また、「ママ友がほしい!」というママは早めに通い始めることが多いかもしれませんし、「ママ友作りではなくて、子どもの遊び場として利用したい」というママは子どもがおもちゃで上手に遊べるようになってから通い始めることが多いかもしれません。つまり、児童館デビューは自分のタイミングで行うのがベストです。
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児童館によって利用方法が違う場合も
児童館には、「小型児童館」「児童センター」「大型児童館」と大きく分けて三つの種類があります。さらに公営の児童館以外に、民営の児童館もあります。児童館と一言で言っても、さまざまな種類があるのです。近所にある児童館を事前に調べておくと安心ですね。
小型児童館
小地域を対象として、児童に健全な遊びを与え、その健康を増進し、情操を豊かにするとともに、母親クラブ、子ども会などの機能がある施設
全国に2568か所
児童センター
小型児童館の機能に加えて、遊び(運動を主とする)を通じての体力増進を図ることを目的とする施設
全国に1625か所
大型児童館
原則として、都道府県内や広域の子どもたちを対象とした活動を行う施設
全国に23か所
利用方法を事前に問い合わせておく
おそらく、近所にある児童館は公営の小型児童館がほとんどかと思います。そうすると、インターネットでは情報を掲載していない場合も多く、電話での問い合わせや近所の掲示板などで情報を集めることになります。小型児童館でも、日替わりや週替わりでさまざまなイベントを企画していることも多いので、子どもの月齢にあったイベントの日に行って、児童館デビューしてしまうのも良いかもしれませんね。また、あえてイベントのない日に訪れて、児童館の普段の雰囲気をつかんでおくのも良いでしょう。
小学生が利用する時間帯の様子は?
小学校に併設されている児童館も多く、放課後には学童クラブなどで小学生がたくさんいる児童館もあります。赤ちゃんやよちよち歩きの未就園児のママは、小学生の活発な姿に驚かれるかもしれませんね。小さい子と小学生が遊ぶお部屋を分けている児童館も多くありますが、なるべく大きなお兄さんお姉さんとの接触を避けたい場合、小学校が終わる15時以降くらいからの利用は控えましょう。少なくとも、児童館デビューの時間帯は小学生のいない時間帯にしておいた方が無難です。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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