もうすぐ夏本番!今年は猛暑といわれているので自宅で手軽に楽しめる家庭用ビニールプールの購入を考えるご家庭も多いのではないでしょうか。季節は限られるものの、せっかく購入するなら子どもたちがある程度の年齢になるまでは毎年使いたい、というママは多いはずです。今回は長く使用するためにも、失敗しないビニールプールの選び方と、お手入れ・処理方法についてご紹介します。
ビニールプールの選び方・ポイント3点
家庭用ビニールプールと言えば、ひと昔前までは円形のシンプルなタイプが一般的でしたが、近年は家庭用ビニールプールと言っても二段式で屋根が付いているものや立体的な動物・乗り物モチーフのもの等、色も形もバリエーションはさまざまです。まずは選ぶ際にチェックすべきポイントをご紹介します。
まずは『最適な大きさ』をチェック!
家庭用ビニールプールを選ぶ際は、置く場所や使う人数に合わせたサイズ選びが肝心です。今は家族で楽しめるビッグサイズのビニールプールや、屋根付きタイプ・滑り台付きなど、さまざまな種類のビニールプールが売られています。庭やバルコニーなど、置く予定の範囲に合わせつつ、兄弟・友達と一緒に楽しむ場合は想定される人数に合わせ、最適な大きさを選びましょう。
けがリスク軽減!『クッション性があるもの』
ビニールプールを選ぶ時は、クッション性があるかどうかを確認しておきましょう。ビニールプールの中はとても滑りやすく、子どもがプールの中で滑って転倒し、思わぬけがを招く危険があります。せっかくの楽しい水遊びでけがをしない様、【プールの底の部分にクッション性があるもの】を選び、事前にリスクを防いでおきましょう。
『排水栓』が付いているかチェック!
家庭用ビニールプールをしまう時、水を抜くための「排水栓」が付いていると片付けがとてもスムーズにできておすすめです。「排水栓」が付いていない場合は、プールをひっくり返した状態で水を捨てないといけませんが、水がたまった状態のプールは重たくてひっくり返すのも一苦労。事前に後片付けのことを想定して選びましょう。
合わせて読みたい
家庭用ビニールプールのお手入れ方法
ビニールプールでいざ水遊びをする時、気になるのが水を入れ替えるタイミングや日々のお手入れ。外で使うものなので、水あか汚れだけでなく泥や虫が入ることもあります。清潔を保ち、子どもたちが楽しく遊ぶためにもおさえておきたいお手入れ方法についてご紹介します。
水はどのくらいの頻度で入れ替えるの?
夏場は毎日の様にビニールプールを使うというご家庭も多いでしょう。しかし「またすぐ使うから」と、水を入れ替えずに使い続けるのは要注意。学校や公共施設の塩素入りで管理されたプールとは違い、家庭の水を使用するので、水は意外と早く腐敗します。雑菌が繁殖してぬめりが出るほか、虫が寄ってくる・ゴミが入るなど、かなり不衛生な状態です。水は都度入れ替えて清潔を保ち、子どもたちが気持ちよく遊べる様配慮しましょう。
重曹を使ってぬめり取り!洗浄方法
プールを使い終わったら、排水したあと軽く洗い流し、重曹を使ってスポンジで洗うとぬめりを落とすことができます。重曹は細かく柔らかい結晶で、水につけて磨くと柔らかい素材のものを洗っても重曹の方が先に削れて小さくなり、優しく研磨して汚れだけを落とせるのです。そのため、ソフトクレンザーとして風呂場やキッチンの掃除に使用するケースも多く見られますが、ビニールプールでも同様に水あか・ぬめり取りに役立ちます。また、重曹は化学的成分を発生させず、食用のものを使用すれば赤ちゃんがいても安心です。
外に放置しない!使い終わったら屋内で保管
ビニールプールを外に置いたまま放置してしまうと、ビニールが劣化して破ける原因になります。日頃のお手入れとして「水を取り換える」「きれいに洗う」ことと合わせて『しっかり乾かし屋内で保管』することをおすすめします。洗ったあとに乾くまでは外、または通気性の良い場所で立てかけておき、乾いたら物置・倉庫などで保管しておきましょう。その際大きさが問題になる様であれば、保管しやすい大きさまで一度空気を少し抜いておき、次回使う時にまた空気を足す方法もあります。暑い日が続いて毎日使う場合でも、極力使い終わったら『洗う・乾かす・しまう』という単純かつ基本的な流れを守ることが、劣化を防ぎ長く使うためのポイントなのです。
合わせて読みたい
3歳の息子を育児中のシングルマザーです!製菓専門学校を卒業し、子供とお菓子作りが趣味です!
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。