旦那さんが、突然リストラや病気によって仕事を辞めてしまったら?これからの生活はどうなるのか、子どもはどうやって育てていけばいいのかなど、不安なことだらけだと思います。リストラや病気は、突然予告もなしにやってきます。そんなとき、お先真っ暗と嘆いてばかりいるわけにはいきません。そこで、ここではそのような不測の事態に備えた心構えをお伝えしていきます。
旦那さんが突然退職したらまずなにをする?
突然旦那さんがリストラ通告をされたら。また、病気になってしまい退職せざるを得なくなってしまったら。旦那さん自身も奥さまも、どうしたらいいのかわからないという状況に陥るでしょう。特に、旦那さんの気持ちは、きっと言葉にならないものがあるはずです。そんなとき、奥さまとしてはどのようなことができるか、なにをしたらいいのかを考えていきます。
旦那さんを追い込むのはやめましょう
どうして会社を辞めなければならなくなったのか?なぜ、あなたなのか?退職の理由がリストラであれば、責めたくなる気持ちはよくわかります。また、病気になってしまっても、誰より旦那さんが一番つらいはず。絶対に責めるようなことをいうのはやめましょう。そんなときはまずそっと、感謝とねぎらいの言葉をかけてあげましょう。どうということのない言葉でも、気付かぬうちに追い詰めたり、問い詰めたりしまっている場合もあります。言葉選びには十分気を付けて声をかけてあげてくださいね。
ここは夫婦の絆を強くするときと思って!
今まで順調だった結婚生活が、旦那さんの退職によって生活が一変してしまうこともあります。そうなると、夫婦関係にも何かしらの変化があらわれるでしょう。しかし、ここは夫婦で乗り越える試練・壁だと思えば、より一層二人の絆も強くなるはずです。「こんな人とはもうやっていけないかも。」と思うのではなく、「二人で手を取り合って乗り越えるんだ!」という気持ちが持てるといいですね。
仕事を探すことも検討してみましょう
リストラの場合は旦那さんに再就職先を探してもらうことになるでしょう。ただし、あまり急いで仕事を探しても良いことはありません。そうなった場合には、ゆっくりと納得のいく再就職先を探してもらい、その間は奥さまが仕事に就くことも考えましょう。すでにパートや派遣社員で働いているときには、フルタイム勤務や正社員への道を検討してみるのもひとつの手でしょう。
合わせて読みたい
失業後の手続きは、なにをどうしたらいいの?
仕事がなくなって一番困ることといえば、やはり収入の問題ではないでしょうか。毎日の生活において、お金は欠かせないものです。急なことで動揺しているとは思いますが、まずは落ち着いて、するべき手続きをしておくようにしましょう。ここでは、最低限必要な手続きについて説明していきます。
失業給付金の手続きをしましょう
失業給付金は、雇用先の会社が雇用保険に加入していて、かつ一定条件を満たしていれば受け取ることができます。リストラなどの会社都合の場合は、離職前の1年間に6カ月以上雇用保険に加入していることが条件となります。給付金がもらえる金額には、年収や年齢によって上限があり、給付日数にも、雇用保険加入日数や年齢によって異なりますので、どのくらいの給付金がもらえるか、確認をするようにしてください。
いざという時のために健康保険の手続きをしましょう
ケガや病気の場合は傷病手当金が発生する可能性がありますが、退職を余儀なくされるほどの重いケースの場合、健康保険に加入していないと、医療費が高額で病院に通うこともできなくなってしまいます。そうならないためにも、健康保険の手続きをしておきましょう。保険に入る方法はいくつかありますが、まずは退職前に加入していた社会保険の任意継続にするか、国民健康保険にするか、よく検討をすると良いでしょう。
将来困らないために年金の手続きをしましょう
旦那さんが会社を辞めた場合、厚生年金や共済年金の資格も喪失してしまいます。そうなってしまっては、将来もらえる年金が少なくなり、歳をとったときに困ってしまいますね。そこで、年金の資格を喪失したら、その種別を変更する手続きが必要になります。その場合、国民年金への加入手続きが必要です。さらに、旦那さんが会社員で奥さまがその第3号被保険者だったときには、奥さまも国民年金に加入しなければならず、年金の支払いは倍になってしまいます。国民年金保険料は一定の基準を満たせば減免措置などもとられていますので、自分にあった基準のものはないかなど、よく調べるようにしたほうが良いでしょう。
合わせて読みたい
小学生と中学生の女の子2人を持つママです。娘が成長するにつれ、女子トークに花が咲き楽しい毎日を送っています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。