赤ちゃんの名付けは結構大変です。しかも同時に双子で性別が違う2人の名前を考えるとなると、なかなか決まらないこともあるでしょう。でも、出産から命名まで思う存分じっくりと、どの漢字にしようかと考えているわけにもいきません。 なぜなら出生届を出すまでには期限があるからなのです。そこで赤ちゃんが生まれる前に、名前の候補だけでも決めておくことがおすすめです。
名付けまでの流れはどんな感じ?
赤ちゃんの名前は両親が決めたり、母か父のどちらかが考えたりします。または祖父母やお坊さんなどの第三者に決めてもらうことがあります。名前の決め方は家庭それぞれです。でも家系を継ぐ子への名付けには、旦那さん側の家が関わることも少なくはありません。
性別がわかっていたら名前を決めておく?
妊娠8カ月になる頃には、性別がよりはっきりとします。妊婦健診で性別を聞いてから、名前を決めるまでの時間はたっぷりあるのです。ですから、その間に候補となる名前を複数、挙げておくとじっくりと考えた上で決められますよね。ただ性別の判断は確実ではありませんから、双子の名前なら男の子と女の子の両方を考えておいてはいかがでしょうか?
出産してから名前を届け出るまでの日数は?
出産の日を含めて14日以内に出生届を提出することが、戸籍法に定められています。でも実際には、出産後13日はあっという間に過ぎてしまい、退院後すぐに出生届を提出することになるでしょう。もし名前が決まっていないとしても、名前未決定で届け出することはでき、別の届け出をする制度はあるものの罰則規定もあるのです。そして届け出には病院で発行される出生証明書や母子手帳も必要になるので、それらを持って役所に行ける人しか手続きができません。
出産後に赤ちゃんに会ってからもう一度考える!
赤ちゃんが生まれてくるまで実感がわかず名前のイメージができないなら、顔を見てから決めることもおすすめです。それは候補のうち、赤ちゃんに合いそうな名前を一つチョイスするという方法です。こうすることで、漢字と赤ちゃんの雰囲気から名付けることができます。もし男の子2人か女の子2人だと思っていても、性別が違ったということもあります。ですから生まれてからも、時間を作るようにします。
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名前ランキングに入っている三文字の名前
男の子の名前も女の子の名前も100種類チェックすることができるのが、名前ランキングです。はやりの名前がわかりますし、今までに使われてきた名付けに向いている漢字もわかります。では参考までに、どんな名前があるか見てみましょう。
読み方が「り」や「ゆ」から始まる名前にする
男女ともに、「り」「ゆ」から始まる名前がランク入りしているのを見かけます。男の子と女の子の双子に、「りく&りお」「りょう&りこ」や「ゆう&ゆい」「ゆうま&ゆうな」など、始まりの文字をそろえた名前もすてきですよね。男の子の「ゆう」は、名前向きの漢字がたくさん見つかります。また女の子には、「結い(ゆい)」という漢字がよく使われています。例えば「結愛」と書くと、読み方は「ゆあ・ゆな・ゆいな・ゆうな」などです。
読み方が「○い」の名前から名付ける
末尾が「い」の名前を2人分考えてみるのはいかがでしょうか?「るい&ゆい」なら、男の子の漢字は「類」。女の子は、比較的多くの選択肢があって「唯・結・優衣」となります。また「かい&めい」という組み合わせでは、「海&愛・芽衣・萌心」などです。この場合、女の子には漢字を1文字でも2文字でも使っていいですね。
読み方が「〇〇き」の名前から名付ける
「き」と読む漢字は、男の子なら「樹・輝」、女の子なら「姫・綺」などがあります。また男女ともに使われているのが、「希」でしょう。「りつき&みずき」や「ゆうき&みさき」では、それぞれ両性に用いられる名前があります。まず男の子に「みずき」が、女の子には「ゆうき」という名前がありますよね。漢字の例を挙げると「律樹&瑞稀」「祐樹&美咲」となります。
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5歳(年中)、3歳(待機児童)、夫(ちょっと年下)と暮らしてます。在宅ライター主婦
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