働いているママにとって心強い味方！「時短料理」のためのストックづくりのすすめ

仕事で帰宅も遅くなり、夕食の支度に時間がとれなくても、手作りの料理を食卓に並べたい。そんな働くママにとって便利なのが冷凍ストックです。冷凍する際にちょっと手間をかければ、おいしくて安全な手作りの味を短時間で食卓に並べることができます。週末などにまとめてつくったストック食材を利用して、時短手作り献立に挑戦してみませんか？

メイン食材は手を加えてから冷凍ストック

調理に1番時間がかかるのは肉や魚などのメインディッシュですが、調理過程の半分、もしくはすべてを終わらせた状態でストックすることによりその調理時間を短くすることができます。いろいろな種類のものを冷凍ストックしておけば、手軽にバラエティーに富んだ手作りメニューを食卓に並べることができますね。

ブロック肉、切り身魚は下味をつけてストック

ブロック肉や厚めの肉、切り身の魚を冷凍保存するときは、「たれ」や「みそ」などお好みの調味料に漬け込んでから冷凍しておきましょう。解凍して焼くだけでメイン料理が完成、しかも下味をつけずに冷凍した場合よりも素材の味の劣化が防げ、ジューシーに焼きあがります。冷蔵庫でゆっくりと解凍すると肉や魚から水分が抜けるのを防ぐことができます。

ハンバーグや揚げ物は火を通してからストック

ハンバーグは焼いてから、トンカツやから揚げなどの揚げ物は揚げてから冷凍しておくと、手軽に使えて便利です。ストックするときは十分に冷ましてからラップでしっかりと包み保存袋に入れて冷凍保存します。自然解凍か電子レンジで解凍したあと、霧吹きで水をかけてからトースターなどで焼くと揚げたてのサクサク感もよみがえります。

味を損なわずに冷凍ストックするためのポイント

食材をおいしく冷凍ストックするときのポイントは、急速冷凍。冷凍庫の中に急速冷凍専用スペースをつくり、そこに金属製のトレーやバットなどを置きます。そして、なるべくすべての食材がその金属に接するように平らにして冷凍し、しっかりと凍ったら冷凍庫の他の場所に移動して、次のために急速冷凍スペースは空けておきましょう。

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ストックした副菜で彩りと栄養バランスを

毎日の副菜はママの悩みの種。けれど、副菜もストックすることで簡単にチョイスできます。食卓に並べるメニューだけでなく、お弁当にもとても重宝するので、彩りになるような副菜を何種類か小分けにして冷凍ストックしておくと大変便利です。

副菜も1回分ずつ小分けにして冷凍保存

副菜も多くのものが冷凍ストック可能なので、週末などにまとめてつくってストックしておきましょう。ポイントは1回に使う分ずつ小分けにしてから冷凍すること。ただし、豆腐・こんにゃくなどは冷凍すると食感が変わってしまいます。また、ジャガイモはつぶしてから、葉物野菜はごまあえなど味をつけてからストックしておくとおいしくいただけます。

冷蔵庫で長期保存できる便利な常備菜

食材で冷凍庫がパンパンなんてことはありませんか？「ストック」＝「冷凍」と思いがちですが、冷蔵庫でも適切に保存すれば1カ月以上日持ちする常備菜もあります。それは、調味料に漬け込むようにしてつくるもの、具体的には漬物やピクルスなどです。冷蔵庫の中に何種類かそろえておけば、あと1品欲しいときや彩りを加えたいときなどに重宝します。

レシピにこまったら冷凍食品コーナーに

ストック食材のバリエーションが尽きてしまったら、アイデアを探しに冷凍食品コーナーに行ってみましょう。現在の冷凍食品はフルコースができてしまうくらい種類が豊富。そこにあるものでしたら大抵の場合、家庭で手作りしてストックすることが可能です。手作り冷凍食品はコストパフォーマンスにも優れていいて「家庭の味」であるところがいいですね。

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