災害は突然やってきます。日用品や非常食の準備はしていても、赤ちゃんのための離乳食は用意していなかったり、大量のストックはなかったりしますよね。また、ストックを作っても、月齢によって違うため、その都度入れ替えるのも大変です。そんなときにコンビニの食材で離乳食に使えるものを知っておけば、いざというときに役に立ちます。コンビニでそろえる離乳食を紹介します。
コンビニのものなら、離乳食として大丈夫なの?
コンビニに並んでいる食材などは、全てが赤ちゃんにあげられるわけではありません。離乳食として販売されているものではありませんので、注意しなければならないこともあります。特に注意が必要なのが、以下の内容なのでよく確認するようにしてください。
選ぶとき、なにに注意すればいいの?
コンビニで売っている食品は、基本的に大人向けの商品です。そのため、添加物や化学調味料が使ってあるだけでなく、味付けも濃くなっています。そのため、全ての食品が離乳食に使えるわけではありません。離乳食として選ぶときには、気を付けなければならない点でしょう。
なお、コンビニの食材が自宅で作るものより日持ちするのは、衛生的できちんと冷凍(冷蔵)されている、包材や調理法が違うためのです。
お弁当やお総菜はあげて大丈夫なの?
先ほどと同様の理由で、お弁当やお総菜は赤ちゃんへの離乳食として与えるのはやめておいたほうがいい食品です。コンビニに限らず、市販されているお弁当やお総菜は、味付けが濃くなっています。長持ちさせるための食品添加物も使われていますので、避けるようにしてください。また、アレルギー等の表示もないことが多いことも理由にあげられます。
おにぎりやサンドイッチなら大丈夫?
おにぎりやサンドイッチも離乳食にはあまり向きません。理由としては、おにぎりもサンドイッチも塩分を多く含んでいるためです。おにぎりの場合はご飯だけでなく、具も味付けの濃いものが多いですし、サンドイッチにはマヨネーズも使われています。9カ月以降になれば、具材を除き、少量だけ与えることは可能ですが、できれば避けておいたほうがいいでしょう。
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コンビニで離乳食の主食にできるものはなに?
離乳食でまず必要なのが主食です。コンビニで売っている食材の中でも、赤ちゃんに離乳食として与えやすいのが主食です。コンビニで売っているものの中で、赤ちゃんに離乳食として与えることができるものを紹介します。
どの月齢にも対応しやすいレトルト食品の白がゆ
コンビニで必ずと言っていいほど売っているレトルト食品の中で、主食として与えやすいのが白がゆです。メーカーによっても異なりますが、9カ月くらいの赤ちゃんに与えられるやわらかさです。レトルト食品の白がゆは調理済みになっていますので、そのまま与えることができます。また、白がゆをすりつぶして使うことでどの月齢にも対応することができます。
与えるときは表示を確認してから、食パン
食パンに限らず、パンはどのコンビニにも売っているため、便利に使うことができます。食パンを赤ちゃんに離乳食として与える場合には、イーストフードとショートニング以外のものが含まれていないか、確認する必要があります。菓子パンは、糖分が高いだけでなく、油分もたくさん含まれていますので、離乳食には適しません。
意外と使える、無糖のコーンフレーク
コンビニによっては、無糖のコーンフレークを売っていることもあります。ただしそのままでは固いため、細かく砕いたり、水でふやかしたりして与える必要があります。同じコーンフレークでも、砂糖でコーティングしてあるタイプのものは、糖分が多すぎるので離乳食には適しませんので、必ず無糖タイプを選ぶようにしてください。
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3歳の男の子の母です。毎日振り回されています。
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