妊娠すれば、ママと赤ちゃんをつなぐ母子手帳を持てるようになります。しかし、母子手帳をもらうには、妊娠届出書を今住んでいる市区町村に提出しなければいけません。提出するためには準備が必要ですが、妊娠届出書とはどのようなもので、どうすればもらえるのかがわかれば、不安な気持ちも和らぎます。妊娠届出書のもらい方や書き方、提出の仕方などをお伝えします。
妊娠届出書は妊娠を証明する書類です
母子手帳の正式名称は母子健康手帳で、住民登録をしている市区町村が発行します。確かに妊娠しているということを証明する妊娠届出書を、自治体の指定された窓口に提出して初めて、母子手帳をもらうことができます。
妊娠届出書のもらい方は自治体によって違う
病院で妊娠届出書を発行してもらう場合と、自治体の窓口でもらって自分で記入する場合があります。妊娠届出書のもらい方については自治体によって方法が変わるので、自分が住んでいる地区町村のホームページで確認しましょう。妊娠したかも?と思ったときは、まず病院で診察をしてもらってください。
妊娠届出書の提出は妊娠10週目前後を目安に
赤ちゃんの心拍が確認できる妊娠10週目前後に、妊娠届出書を提出するママが多いです。赤ちゃんの状態が不安定なら、安定するのを待って提出することももちろんできます。妊娠届出書を提出すると、即日母子手帳を発行してもらえますが、自治体の窓口によって受付日や受付時間が決まっています。また、その日に保健師による相談や両親学級の案内などが行われる場合があるので、事前にホームページで確認することをおすすめします。
海外で妊娠・出産する場合と里帰り出産の場合
海外で妊娠・出産となっても、数に限りはありますが、母子手帳はもらえます。居住する国や地域の大使館、総領事館に問い合わせてみてください。また、里帰り出産をする場合も母子手帳はそのまま使えます。しかし、妊婦健診や乳児健診の受診券については交付された自治体でのみ使用できるものですが、助成金がもらえる場合があります。居住している自治体に尋ねましょう。
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妊娠届出書の書き方と持ち物
初めての妊娠届出書の記入や提出には不安がいっぱいですよね。妊娠届け書については法律で決められた書式はなく、自治体によって内容は異なります。しかし、難しいものではないので迷いながら書くことはありませんが、提出時の持ち物は忘れずに用意してくださいね。
妊娠届出書に書かなければいけない内容
どの自治体の妊娠届出書にも、妊婦の名前や住所などの情報、病院の情報と性病検査や結核検診を受けたかどうかなどの情報の記載欄があります。その他、アンケートのような形で喫煙や飲酒、里帰りや転居の予定、流産経験や妊娠前の身長体重など、各自治体によって独自の質問事項の記載があります。また、届出書に押印を求められる場合があるので、印鑑を忘れずに持参しましょう。
手続き窓口に持参するもの
妊娠届出書の他に、窓口では身分証明書や保険証などを提示するように求められます。また、平成28年1月より、マイナンバーの提示も義務付けられるため、個人番号カードや個人番号が記載された住民票の写しなどが必要になります。各自治体のホームページに必要な身分証明書が記載されているので、忘れずに持っていきましょう。
妊娠届出書と婚姻届の姓について
婚姻届提出前に妊娠届出書を提出すると、母子手帳の名前は旧姓で記載されてしまいます。母子手帳をもらってから妊娠届出書を出すことが決まっていて、旧姓での記載は避けたいという場合は、母子手帳をもらうときに鉛筆で書いてもらうようお願いしましょう。姓が変わっても届け出する必要はなく、自分で書き換えることができます。事情を話せば、最初からボールペンで新しい姓を書いてもらえる場合もあります。
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22歳と18歳の二人の子どものママです。その時にやりたいことを楽しんでやる、楽しい毎日を過ごしています。
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