産後は、自分の体力の回復と赤ちゃんのお世話があり、心配なことがたくさんあります。そのため里帰り出産を考えている妊婦さんも多いのではないでしょうか。一方で、里帰り出産するかどうか迷っている妊婦さんもいらっしゃると思います。そんな方に、里帰り出産をするメリットとデメリットはどんなことなのか、里帰り出産をするかどうか判断する基準などをご紹介します。
里帰り出産するメリットってどんなこと?
里帰り出産することを決めた妊婦さんは、メリットの面を重視して決めている方がほとんどだと思います。特に初めての妊娠・出産を迎える方にとって、産前・産後をできるだけ安心できる環境で迎えたいのは当然です。また実母や親戚、友人がいるのはとても心強いですね。では、里帰り出産するメリットとはどんな点なのでしょうか。
産後の身体の回復に集中できる!
出産後の産褥(さんじょく)期は、赤ちゃんと一緒に横になって休んでいた方がいいとされています。身体の回復が遅れることで、精神面に影響がでて産後鬱(うつ)などになってしまうケースもあります。里帰り出産した場合、家事や身の回りの世話をしてくれる人がいるので、産褥期に頑張りすぎて無理をしなくてすみますので、身体を休めることができます。
赤ちゃんのお世話に集中できる!
もし、上のお子さんがいる場合には、赤ちゃんのお世話だけでなく上の子の面倒も見なくてはなりません。里帰り出産した場合には、自分以外に面倒を見てくれる人がいる状況なので、上の子は任せて、赤ちゃんのお世話に集中することができます。また、掃除や食事の支度など毎日の家事に追われずにすむため、赤ちゃんのお世話に集中することができます。
一人ではない!すぐに相談できる相手がいる!
特に初めての育児の場合、わからないことだらけですし、不安になってしまうことも多くあります。そんな時、すぐに相談できたり、どのような状況なのかを共有できたりする存在がいるのは、本当に心強いものです。また、一人でいると孤独に陥りがちですが、里帰り出産の場合は話し相手をしてくれる人もいるため孤独感も薄れます。
合わせて読みたい
里帰り出産するデメリットってどんなこと?
里帰り出産にはもちろんデメリットもあります。デメリットにあまり目がいかないことが多いのですが、デメリットがあることも考慮して、里帰り出産について考える必要があります。ではどんなデメリットがあるのでしょうか。
パパとなかなか会えない!その他にも・・・
里帰り先が遠方の場合、パパが出産に立ち会えなかったり、すぐに来ることができなかったりします。そして、パパがベビーと離れ離れになってしまうため、なかなか実感が湧きにくいということもあげられます。また、離れ離れに暮らすことから、パパが開放的な気分になってしまうために、里帰り中は浮気が多くなるとも言われています。ちょっと心配ですね。
病院を転院するための手続きや費用
最初にかかる病院と、転院先の病院でそれぞれ初診料が取られてしまうだけでなく、里帰り先の病院に転院する場合には紹介状などが必要になり、それにも費用がかかります。また、分娩(ぶんべん)予約をする時期についてや、検診をいつから受ける必要があるかも確認しなくてはいけません。自分や実家の都合だけでは里帰りする時期を決められないこともあります。
ストレスに感じてしまうこともある?!
里帰り出産は、家事をお願いして赤ちゃんのお世話に集中できるメリットがありますが、その分することがなくて退屈に感じてしまうことがあるかも知れません。また、食事やお風呂などでは、実家のペースに合わせた生活になるため、ストレスに感じてしまうことがあります。里帰り中に子育ての仕方などで、実母とけんかをしてしまう人も多いようです。
合わせて読みたい
3歳の男の子の母です。毎日振り回されています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。