保活とは、子どもを保育園に入れるために保育園を探し、入園させるための活動のことをいいます。最近では、保育園の入所希望者が定員を上回ってしまい、入園できない待機児童が増えています。そのため、入園できなかったり、希望通りの保育園に入れなかったりすることが多く、入園するための保活が重要となります。
施設の選考基準は地域や施設によって違いがあるため、地域やご自身の状況に合った保活をする必要があるでしょう。ここでは、保活に必要な四つの知識をご紹介いたします。保活に必要な知識を知って、安心して子育てをスタートさせましょう。
1.保活をはじめる最適な時期を知る
保活をはじめるのは子どもが生まれてからや、保育園に通わせようと考え始めた時でもよいですが、生まれてからは育児が中心となり忙しくなることや、急な復職などもあることを考えて、妊娠中から余裕を持ってはじめておくのが理想的でしょう。
特に早生まれの子どもの保活は、できるだけ前倒しではじめることをおすすめします。「まだ生まれていないのになぜ?」と思いますよね。
その理由は、地域や施設によっては、保育園の入園受付を前の年の秋から冬に締め切るところがあるからです。早生まれの子どもは、まだ生まれていない時期に、入園受付が終わってしまう場合があることになります。
また、認可保育園の中には、入園できる0歳児の対象を、生後57日~と定めていることがあるため、生まれる日にちによっては、同じ学年でも入園できない可能性が出てきてしまうのです。しかし、早生まれでも4月1日に受け入れ可能月齢になっていれば、妊娠中からの申し込みが可能な場合があるなど、地域や施設によって基準が異なるので入園が可能な場合もあります。
このようにさまざまなケースがありますので、希望通りの保育園に通えるようになるには、妊娠中からの保活が理想的となってきます。
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2.産後の勤務形態を考え、情報収集をする
まず、子どもが生まれてから復職予定の時期や勤務形態などを考えましょう。勤務形態や希望する時間帯などをリストアップすると保育園を選ぶ時の基準が分かりやすくなります。施設によって受け入れ体制や選考基準が異なるので、自分の希望にあった施設を探す必要があるからです。
続いて、施設の資料やホームページを見て情報収集を行いましょう。保育園の入園、選考基準は施設や地域によって異なります。自分の住んでいる区域にある保育園の情報収集をはじめましょう。
どの地域も、役所に地域の保育園が掲載された資料が置いてあるのでもらいに行きましょう。申し込み時期の秋から冬は、他の保活を行っている保護者の人で混み合う場合もあります。
最近では、施設のホームページや地域の保育園サイトなどもあるので、自分の住んでいる地域にどのような施設があるのか調べましょう。まずは、自宅から通える範囲にどのような施設があるのか知ることが重要です。
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